心のない君に【Undertale】

36 2人の居場所 ページ37

※サンズ視点

くそっ、やられた…
Aを連れていきやがった

｢あぁ、我が子よ…
どこに行ったの！？｣

｢おおおい！！Aーー！｣

｢この近くではないのか…｣

あー、ニヤケが止まんないぜ
俺は分かった あいつらの居場所！

｢わかるぜ｣

3人がバッと振り向いた

｢特別な方法でしか出現しない…
あそこだ。急げ！｣

理解していないみてぇだが
俺は3人を誘導した

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
※フラウィー視点

僕達は奴に無理やりワープさせられた
やってきたのは…この前僕が連れ去られたのと同じ所だ！

皆もいない！どうしよう！！
僕は怖くて声すらでなくて ただAの肩に捕まるので精一杯だ

｢さ、これで邪魔者はいなくなった
あとはその管を切るだけだ
大丈夫、何も感じやしないさ｣

｢大丈夫なわけない！！
私は、私はあんたを…
倒すんだから…｣

言葉の最後まで聞き取れなかった
今にもナイフを落としそうなほど
Aの手は震えいてる

｢威勢の割には怯えているようだね？｣

奴がゆっくり近づいてくる
こんな時に僕は…

僕は何も出来ないなんて！！

そんなの嫌だ！！今までたくさんたくさん守ってもらったのに！
崖から落ちた時だって、この前連れ去られた時だって！
いつも僕は守られてばかりだ！！

僕は何一つだって役に立ったことない
Aだけじゃない…他の皆にも沢山守ってもらってる…

僕だって、僕だってAを守りたい！！

奴の手がこちらに近づいてくる
僕はAのためなら粉々になっても構わない！！

｢うおおおおおおおお!!!!｣

どうにでもなれ！！僕は奴に突っ込んでいった


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