フロウの恋 ページ9
『はじめましてポワンちゃん♪Aです』
フロウ「…………………(じっ)」
『…………フロウ？(とんとん)』
フロウ「………あっ。ご、ごめんなさい！ボーッとしてました…………フロウです。こちらこそよろしくお願いします…………」
ポワン「ふふ、そう緊張しないで下さい。今お茶を準備しますね」
フロウ「は、はい……………」
フロウどうしたんだろう…………ポワンちゃんを見た途端に石みたいに固まっちゃって…………
フロウ「ダンテ、妹さんがいたんですね………」
ダンテ「ああ。幼い頃に生き別れになってしまっていたんだがな」
フロウ「…………綺麗な方、ですね」
………………うん？フロウの顔が心なしか赤いような…………？
ダンテ「母が人魚でな。相当な美人だったらしい」
フロウ「……………そうなんですか………」
ポワン「お待たせしました〜」
『わぁ！美味しそうなクッキー！』
ポワン「この前少し町に行った時に買ってきたんです♪買っておいて正解だったね、お兄様」
フロウ「………………(ぼけ〜)」
ダンテ「そうだな………………ん？どうしたフロウ、目が虚ろだぞ…………？」
『お、お〜いフロウ〜？』
ポワン「だ、大丈夫ですか？」
フロウ「へっ！？あ、や、その………大丈夫です！あ、あははは…………」
気のせいじゃない。さっきからフロウ、ポワンちゃんがいる時に限ってかなりボーッとしているし、顔も少し赤い。
ひょっとして……………
『ちょっとフロウ、こっち来なさい』
未だに怪訝そうな顔をしている魔海兄妹を置いて、フロウを物陰に連れてくる。
『…………フロウ大丈夫？貴方、さっきから様子が変だよ？』
フロウ「すみません姉上…………」
しょんぼりうなだれるフロウ。でも顔はさっきみたいに赤いままで、どこか物憂げな雰囲気を醸し出していた。
『フロウ、ポワンちゃんに恋したんじゃないの………？』
フロウ「えぇっ！？ぼ、僕がですか！？」
『貴方、さっきからポワンちゃんがいる時に限ってボーッとしてたし、それにポワンちゃんを見ている時、随分うっとりしてたよ？』
フロウ「いや違うんです！その、すごく綺麗な方だな、って思っていただけ、で……………」
途端にフロウは顔をコタコンのように真っ赤にさせた。
これは完全に惚れてるね〜。一目惚れってやつかな？
そういうの本当にあるんだ〜。オレカで知る事になるとは思わなかったな〜
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怜菜(プロフ) - 追記:舞踏会−8について…………『Fly me to the moon』の日本語訳についてはうろ覚えでございますごめんなさい。（でも大体おんなじ意味ではあると思う←）ご注意くださいm(*_ _)m (2017年12月4日 18時) (
レス) id: dbf7906324 (このIDを非表示/違反報告)
怜菜(プロフ) - ミラベルさん» ありがとうございます！お互い頑張りましょうね！！ (2017年11月30日 19時) (レス) id: dbf7906324 (このIDを非表示/違反報告)
ミラベル - 怜菜さん» コメントありがとうございました!怜菜さんも､更新頑張ってください! (2017年11月30日 18時) (レス) id: 46bb875d2b (このIDを非表示/違反報告)
怜菜(プロフ) - ミラベルさん» わかりました！ぜひ(*´∀｀*) (2017年11月30日 7時) (レス) id: dbf7906324 (このIDを非表示/違反報告)
ミラベル - 怜菜さん» もし良ければ､私の作品を見ていただけませんか？暇な時で大丈夫です! (2017年11月30日 6時) (レス) id: 46bb875d2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜菜 | 作成日時：2017年9月11日 15時
