事件解決 ページ13
ダンテの話によると、どうやらプチ達の間でちょっとした言い争いが起こり、それがエスカレートした結果、こんな大事になったそうだ。
ダンテ「ちゃんと反省し、周囲の事も考えてやるようにきつく言っておいた。もう大丈夫だろう」
サーペル「流石ダンテ様です！！」
レヴィリと似た顔つきの少年は、その長い袖を翻して喜んでいた。
緊急事態だったからスルーしてたけど、この子もレヴィリと同じで見たことないモンスターだ。
『えっと、所で君は誰？』
サーペル「あ、これは失礼しました。ボク、サーペルっていいます。レヴィリ兄さんの弟です。以後、お見知りおきを」
そう言ってサーペルは丁寧にお辞儀をした。
さらさらした深海のように深い藍の髪、裾や袖がやたら長い着物。背中の杖は、恐らく武器だろう。
『ご丁寧にどうも。水の国の王女Aです。こっちは王子であり私の弟のフロウ』
サーペル「よろしくお願いします、A様、フロウ様。フロウ様の事はダンテ様と共闘された事とお聞きしております。よければ、その時のお話をいつかお聞かせください！」
フロウ「え、ええ、もちろん……………」
サーペル「わぁっ！ありがとうございます〜♪♪いつがいいでしょうか、ボクは基本いつも空いているのでいつでも大丈夫ですからね！」
サーペル、ダンテの話になると凄い熱烈だな………
『サーペルって随分ダンテを尊敬してるみたいだね』
レヴィリ「サーペルはアズールに随分懐いていたからな〜。実の息子であり面影のあるダンテと重ねているんだろ。ま、今ではすっかりダンテ自身に惚れ込んでいる。…………………サーペル！フロウ達は次いつ来るかわからないから、あの柱の辺りで聴かせて貰ったらどうだ〜？」
サーペル「あ、はい！ありがとう兄さん！フロウ様、こちらに」
サーペルはウキウキした様子でフロウの手を引いて行った。
レヴィリ「姫はこれからどうするんだ？」
『神殿の中を見て回るよ。さっき途中だったし』
レヴィリ「そっか。んじゃ俺が＿＿＿」
ダンテ「俺が行く」
私の手を取ろうとしたレヴィリを遮って、ダンテが手を差し伸べてきた。
ダンテ「レヴィリ、お前はビャッコと見張りをしていろ」
レヴィリ「………へーい。もうちょい姫にお近づきしたかったんだけどなぁ？」
『へっ！？』
ダンテ「こら、からかうんじゃない。A、行くぞ」
『わわっ！』
半ば強引に手を引かれて、私は神殿の中へ再び足を踏み入れた。
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怜菜(プロフ) - 追記:舞踏会−8について…………『Fly me to the moon』の日本語訳についてはうろ覚えでございますごめんなさい。（でも大体おんなじ意味ではあると思う←）ご注意くださいm(*_ _)m (2017年12月4日 18時) (
レス) id: dbf7906324 (このIDを非表示/違反報告)
怜菜(プロフ) - ミラベルさん» ありがとうございます！お互い頑張りましょうね！！ (2017年11月30日 19時) (レス) id: dbf7906324 (このIDを非表示/違反報告)
ミラベル - 怜菜さん» コメントありがとうございました!怜菜さんも､更新頑張ってください! (2017年11月30日 18時) (レス) id: 46bb875d2b (このIDを非表示/違反報告)
怜菜(プロフ) - ミラベルさん» わかりました！ぜひ(*´∀｀*) (2017年11月30日 7時) (レス) id: dbf7906324 (このIDを非表示/違反報告)
ミラベル - 怜菜さん» もし良ければ､私の作品を見ていただけませんか？暇な時で大丈夫です! (2017年11月30日 6時) (レス) id: 46bb875d2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜菜 | 作成日時：2017年9月11日 15時
