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kei side
もう一度戻ると、布団をすっぽりかぶってて
呼吸は荒くなってた
「慧ちゃん、来たよ
寒い?」
A「ん、、、、ちょっと」
あらまあ、今日一日、想像以上にきつかったのかも
無理しちゃう癖は昔から変わらない
本人は無理してるつもりないんだろうけどね
「お布団、もう一枚足そっか」
それからいっときは、涼ちゃんが側にいてくれて
もうねえ、それがまた愛すべき子たちなんだよ
俺が行ったときにはAの手を握っていつのまにか涼ちゃんも寝ちゃってたみたいで、ふふっ
「りょーーーちゃーーーーん」
涼「はっ!やべ、A!?」
飛び起きた涼ちゃん
ごめんごめん、脅かすつもりはなかった笑
涼「なんだ、慧ちゃんか、Aかと思った」
「なんだとはなんだ、慧ちゃん泣いちゃう」
涼「はいはい、ね、俺、今日ここでご飯食べていい?」
慣れた感じでさらっと流された
「お、涼ちゃん、ナイスアイデア」
よし決めた!
今日はみんなここで食べよう
A、怒りそうだけど勝手にお鍋持ってきちゃう!
雑炊作り担当は大ちゃんね
侑ちゃんもご飯の前に起こして
Aの様子を見ながら、よし、食べましょ
侑「おいひいねえ」
大「だろ、ったりめーだわ」
お世辞抜きで、大ちゃんの雑炊は世界一だと思う
白米と競える
さすが俺の息子だ、へへっ
A「、、、、、もう、なんでみんないるのよ.......わたしも、食べる」
侑「A!起きたあ!」
慧「おはよ、A
ね?だから言ったでしょ
匂いにつられて、絶対元気出るって!」
〜侑ちゃん〜 fin
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作者名:まるこ | 作成日時:2020年7月28日 12時