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kei side
うるうるした目で俺をじっと見つめてくる
不安、だよな.......
繋いだ手のひらは、力一杯握りしめられていて、ぷるぷる震えてた
「A、大丈夫
どれを選んでも、慧ちゃんは一緒にいるよ」
A「慧ちゃ........、んぅ........う....っ......ひかるせんせっ.........わたしっ、入院、する...........きついの、イヤなの.......早く元気に、なりたい........」
光「.........ん、よし、わかった
俺も頑張るから、Aも頑張ろうな」
一人で歩けないくらい身体がきつい中で
自分でした決断
慧ちゃんは、Aが誇らしいよ
大人になったね
大ちゃんも、涼ちゃんも、侑ちゃんもみんなついてるから、がんばろうね
光「お薬は、明日からで、今日は熱を下げることが目標ね
A、病室行こっか
......起きれるかな?」
ゆっくり起き上がって足を下ろす
歩きたい気持ちが痛いほど伝わってくるけど
立とうとした瞬間、
よろよろと力が抜けていく...
もしものために、手を添えていた俺のほうに倒れこんできた
A「うぅ.......ごめっ、、ごめんなさい」
俺の胸に顔を埋めるA
両手で包み込んで、大丈夫、大丈夫って繰り返す
身体は熱くて、泣いてるせいなのか細かく震えていた
「大丈夫だよ」
気持ちについていかない身体へのとまどい
思うようにいかない悔しさがあふれ出す
........ゆっくり治していこうね
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作者名:まるこ | 作成日時:2020年7月28日 12時