わたしの家族

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A side





光「、、、今俺の悪口言ってただろ！」


あれ？いつからそこに？笑


侑ちゃんと顔を見合わせて、てへってしたけど
ひかる先生こうゆうの厳しいからさ、

俺、医者だかんな！とかなんとか
まだぶつぶつ言ってる笑



その後ろにいる慧ちゃん
肩を震わせて笑ってるけど

目が赤くなってる


わたし、そうゆうの気づいちゃうんだ


ひかる先生に、今お話聞いて、

夜中に発作が起きたこと
ずっと熱が続いてること

全部聞いたんだね

もう、ほんとにわたしの家族みんな泣き虫なんだから


昨日のお家はお通夜状態だったかなあとか考えたら、1人でくすって笑っちゃった





.............ん、、、.....


少しだけ感じた違和感

気のせいかなって思ったけど



光「ん、A、ちょっと身体がびっくりしちゃったね

ゆっくり息吸ってみて」


そしたら状況を察した慧ちゃんが

慧「侑ちゃん、おいで、ちょっとお散歩しよっか」って。

侑ちゃんを連れ出してくれて





もう元気なつもりだった

でも、、、いつの間にか、胸のどくどくが大きくなっていて

たったこれだけのおしゃべりにも、この身体は耐えられないのかと思ったら、悔しかった



光「そうそう、上手だよ

ゆっくり吐いて
うん、大丈夫、大丈夫」



ひかる先生に言われた通りにやってみたら
ちょっとおさまった



でも身体の怠さが戻ってきて、全身が熱いのがよく分かる



次のお薬は時間を置かなきゃ使えないみたい

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