わたしの家族

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daiki side


大福アイスはちょっと溶けたくらいが美味いよね

よし、セーフ

アイスは無事に、冷凍庫へ
そしてAの元へ向かう


トントン、


「Aーーー？」

扉をノックするけど、返事がない
嫌な予感がする


「開けるぞ？」



…………寝てんのね
………………よかった。


ちゃんと着替えて、布団をすっぽり被ってた



でも心なしか、さっきよりも息遣いが荒い気がする


「A、お熱、測るよ、ちょっと冷たいからね」

そっと挟むと、びくってして

触ったおでこは、さっきとは比べものにならないくらい、熱い




.............39.5℃


え、、そんな、高いの？
焦りと不安でちょっと手が震えてくる


............落ち着け、俺


A「ん、、、う、、だ、いちゃん」


「A、どうした？

大ちゃん、ここだよ」



多分、Aも、急に上がり始めた高熱の感覚にびっくりしてて、不安で、心細いんだと思う



俺が、しっかりしないと。



今日はとりあえず、ゆっくり寝かせて
病院に行くとしたら明日


..........そんな呑気なことを考えてた自分が情けない


A「だ、、、ちゃ、、、、、、きつ、、い」


「ん、きついね、」

優しく頭を撫でながら。


ゆっくり、布団から出した手が、俺を探してる

空いてる方の手でAの手を握った


「ん、ここにいるよ」

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