砂時計【赤】

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ダ「はい出来たで〜」

「ん、ありがとう」


ダイキにカップ麺を作ってもらった


「あちっ」

ダ「ゆっくり食べや(笑)」

「ダイキはご飯食べなくても大丈夫なの？」

ダ「おん！食べることは出来るけど食べなくても生きていける〜」

「都合よく作られてんのなぁ…」

ダ「へへ〜」




・






カップ麺を食べ終え、お風呂の準備をした


ダ「また俺が洗ったろか！」

「いえ結構」

ダ「あ、やべ1時間経つ」


ぬいぐるみになったダイキをキャッチし、棚に置いた



「今日はありがとうね」


ダイキの頭を撫で、私はお風呂場に向かった





お風呂にゆっくり浸かってリラックスした後、髪をテキトーに乾かし、すぐに寝た









のが、悪かった






次の日




「ｸｼｭﾝｯ!!」


ダ「アホやなぁ、ちゃんと髪乾かしぃや」

「だってぇ〜…」

ダ「せっかくキレイな髪の毛なんやからケアし！俺がやったろか？？」

「そうしてください…ｸｼｭｯ!!」





鼻水をかんだ後、ダイキは私の額に手を置いた

ダ「うん、熱あるわ」

「そ、そんな…会社行かないといけないのに…」

ダ「自業自得やで、今日は寝とき」

「やることいっぱいあるのにぃぃ…」


私のバカァァァ


「それに明日は読モオーディションで忙しいのに…」


また先輩たちに何か言われるなぁこれ


ダ「俺が代わりに行こうか！」

「ダメ、絶対ダメ」

ダ「えぇ〜？」

「会社の人と参加者以外入れないよ」

ダ「ちぇ〜」

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