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声のする方には、
私のおしゃれなんか通用しないぐらい
可愛い女性がいた。
汐恩を見つけて、
やっぱり〜、と、
嬉しそうに抱きつく。
「なんでいるん」
「バイトしてんの！」
「へぇ」
一応、彼女の私が言うことじゃないのかもしれない。
だけど、
側から見たら
2人はお似合い。
私よりもその子の方がよっぽどお似合い。
考えれば考えるほど、
虚しくなる。
2人のそばを離れ、
店内をぐるぐると見てみる。
一周しても二周しても
五周しても、
二人はまだ仲良さげに話してる。
店の前の椅子にでも座ろう、とした時、
女性が声をかけてきた。
「このあとどこいくんですか？」
「特に決めてないですけど」
「じゃあ、ゲーセンいって夜は居酒屋とかどうです？」
「え、ゲーセン？」
「しーちゃん最近ハマってるんですよ！
お酒もめっちゃ好きで強いけど、
おしゃれなバーっていうタイプじゃないからなぁ」
「おい、サボんなよ」
いいなぁ。
この言葉に尽きる。
私は何にも汐恩のこと知らない。
お酒が好きで強いこととか、
ゲーセン好きとか。
何にも知らない。
一応、この2年間彼女だったのにね。
．
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！(プロフ) - ゆんこさん» 書きながら私も同じ気持ちです！伝わって嬉しいです！ (10月28日 17時) (
レス) id: 2f17611d1f (このIDを非表示/違反報告)
！(プロフ) - エレナ・マルフォイさん» ありがとうございます！ (10月28日 17時) (レス) id: 2f17611d1f (このIDを非表示/違反報告)
エレナ・マルフォイ(プロフ) - 続き楽しみです！よろしくお願いします (10月27日 0時) (レス) @page20 id: ea52aed34f (このIDを非表示/違反報告)
ゆんこ(プロフ) - 2人が自分の気持ち言ったシーン感動しました！ (10月19日 10時) (レス) id: 56986b75a4 (このIDを非表示/違反報告)
！(プロフ) - ささん» ありがとうございます！がんばります！ (10月14日 21時) (レス) @page12 id: c0f702f2c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：！ | 作成日時：2023年10月11日 7時
