シオン ページ23
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11杯目になるお酒は、
Aによって奪われた。
その後、Aに抱えられて
お店を後にした。
Aの華奢な腕は到底、
ベロベロな俺を支え切れるわけもなく、
二人してこけてしまった。
「大丈夫？」と声をかけたいけど、
ふわふわしすぎて、
何も言えずにいたとき、
一人の男性が声をかけてきた。
「ちょ、汐恩？！」
最初は、Aをナンパしにきたやつだと思ってたけど、
俺の名前を知っている。
よく見たら、
バイト先の先輩の奨くんだった。
変なナンパ男じゃなくて、よかった。
奨くんはベロベロな俺と
Aを車で彼女の自宅まで送ってくれることに。
道中、
Aはずっとスマホを見つめていた。
すぐそばにいるのは俺なのに、
ずっとスマホ。
スマホに向けられる視線をどうにか
自分に向けたくなって、
俺はAの膝の上に頭を乗せ、
手を握った。
Aは、嫌じゃないのか、
驚いてるだけなのか、
俺の手は握られたまま、
Aの家に着いた。
俺はすぐにソファーに寝かせられ、
Aは、奨くんに
お礼のためか、
コーヒを振る舞うといい、
俺のそばを離れようとした
彼女のスカートの裾を
気づいたら掴んでいた。
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！(プロフ) - ゆんこさん» 書きながら私も同じ気持ちです！伝わって嬉しいです！ (10月28日 17時) (
レス) id: 2f17611d1f (このIDを非表示/違反報告)
！(プロフ) - エレナ・マルフォイさん» ありがとうございます！ (10月28日 17時) (レス) id: 2f17611d1f (このIDを非表示/違反報告)
エレナ・マルフォイ(プロフ) - 続き楽しみです！よろしくお願いします (10月27日 0時) (レス) @page20 id: ea52aed34f (このIDを非表示/違反報告)
ゆんこ(プロフ) - 2人が自分の気持ち言ったシーン感動しました！ (10月19日 10時) (レス) id: 56986b75a4 (このIDを非表示/違反報告)
！(プロフ) - ささん» ありがとうございます！がんばります！ (10月14日 21時) (レス) @page12 id: c0f702f2c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：！ | 作成日時：2023年10月11日 7時
