. ページ34
.
水side
「 …ぁれ、w 」
「 おはよ。今日も弁当いるよな? 」
昨日考えていた早起き料理作戦はあえなく失敗した
早めに起きたはずなのに、兄ちゃんが既に起きていてキッチンに立っている
「 ぅん、、早いね兄ちゃん 」
「 まぁな、 」
「 もしかして? 」
「 ……いや寝たよ寝た寝た 」
兄ちゃんは嘘が下手だ
素直なのがいい所であるから、嘘つけばすぐに顔に出る
作業しながら寝ないで僕らのご飯作るために起きててくれたんだ
「 これ作ったら寝なよ 」
「 わかってるよー 」
分かってないその返事を無視して、双子を起こしに行く
そうして戻ってきた時にはもう食卓にご飯が並んでいた
「「 いただきます! 」」
3人はご飯、兄ちゃんはホットコーヒーを飲んでいる
「 僕今日教育実習生みんなで夜、ご飯行ってくるから 」
「 ん、分かった。飲みすぎんなよ 」
「 大丈夫だよ 」
ご飯を急いで食べて、歯を磨く
洗面台に立っているとまだ眠そうな莉犬くんが歯を磨きに来た
「 ねえ、りーぬくん 」
「 ん? 」
「 さと兄のことお願いしていい? 」
「 ?……さと兄お熱あるの? 」
「 んーー?多分?…次男の勘 」
「 わかったぁ 」
何となく嫌な予感がするんだ
兄ちゃんは頑張り屋さんだから
自分のことより僕たちのこと優先してくれる人だから。
多分それを莉犬くんも分かっていて、なんだか素直に受け入れてくれた
「いってらっしゃい」とみんなに見送られ、兄ちゃんに作ってもらったお弁当を持って教育実習へと向かった
.
130人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yuka_ayaton(プロフ) - リクエストありがとうございました!2人の絡みが微笑ましくてあっという間に読み終わっちゃいました😊 これからも応援してるます💕 (3月8日 23時) (レス) @page49 id: 77a4af734c (このIDを非表示/違反報告)
しゅあ。(プロフ) - わーー、今回のお話はめっちゃあったかい話だ‥。めっちゃ好き。 (3月2日 0時) (レス) @page38 id: f84cc4c883 (このIDを非表示/違反報告)
らふのすけ(プロフ) - しゅあ。さん» しゅあちゃん!!もちろん覚えてるよ\(^o^)/~!コメントありがとう🙌🏻しゅあちゃんに読んでもらってると分かれば投稿頑張っちゃいましょうかねぇ✊🏻❤️🔥 (3月1日 2時) (レス) id: 75a74ec2d8 (このIDを非表示/違反報告)
しゅあ。(プロフ) - らふちゃん、覚えてるか分かんないけどお久しぶり。 やっぱ天才だわ。楽しませてもらってます。 (2月29日 0時) (レス) id: f84cc4c883 (このIDを非表示/違反報告)
らふのすけ(プロフ) - たきこみごはんさん» リクエストお受け致しました。長らくお待たせするかもしれませんが気長にお待ちください😌 (2月23日 10時) (レス) id: 75a74ec2d8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:らふのすけ | 作成日時:2024年2月7日 9時