生きる【stpr】

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紫side














紫「…よし、、」


「始まりましたね。さとみくんの手術」


紫「うん……、」







大事な人の



大事な手術



手術してくださる先生を信じてない訳では無い



でも、何があるかなんて分からない









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紫「……、終わらそっか(笑)」





今日やることは最低限出来た


ダメだわ、心配で全然進まない






スタッフさんに早めに切り上げてもらって


急いで病院に向かった









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事情を説明すると


手術の待合室に案内される





橙「あ、なーくん…、」


紫「はやめに切り上げてきちゃった」





案の定みんなソワソワしてて


落ち着きがない











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紫「手術、何時間の予定だっけ？」


水「6時間ぐらいって言ってた」





紫「1回、帰ろっか。みんなお昼食べてないでしょ」


黄「緊張で全然お腹すいてないですよ」


紫「でも食べないとね」








病院の近くの小さな洋食屋さんに行く






「ご注文は」


紫「えー、スペシャルランチを…人数分」


「かしこまりました」






お昼を済まして戻ってくるけど


まだ終了予定時刻までかなりの時間がある








((ﾌﾞｰｯﾌﾞｰｯ



電話が鳴り携帯を見ると


仕事関係者から








紫「ごめん。急用出来て行かなきゃ。手術終わる時間には戻ってこれるようにするから」


赤「了解。気つけてね」






タクシーに乗り込み


仕事場に向かう









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仕事が終わり病院に着いたのは



手術が終わってからだった








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