生きる【stpr】

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桃side














ライブまで残り2週間



みんなに話してから1週間が経っていた









見捨てられないかな、なんて



思ってた自分が悔しい






メンバーは優しくて温かくて



俺を責めることなんて全くしなかった







気にかけてくれてはいるけど



過保護にされるのは俺が嫌がることも分かった上の対応をしてくれている







ライブはダンスのパートを少し減らしたり



俺の移動範囲を狭くしたりしてくれて








本当に感謝している













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黄「じゃあここで僕がこっち行けばいいんじゃないですか？
そうしたら、さとみくんはこっちに移動するだけで済むし」


紫「そうだね。るぅちゃんがこっちで、煽りは莉犬くん頼める？」


赤「うん、おっけい」










あぁ良いグループに入れたな






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俺の人生






もう幸せいっぱいだよ










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水「…さとみくん？、さとみくん！？どうしたの？」








橙「…さとちゃん？」



桃「……、ごめん…、、」








水「え？さとみくんなんで泣いてるの！？」










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勝手に涙は溢れてきて



その場にしゃがみこむ








俺の顔を覗いたころんがくりくりな目でこっちをみる









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紫「さとみくん、大丈夫。みんなさとみくんの味方だよ」


桃「……うん、、」







俺の涙をみんなが温かく笑って




あぁ、俺やっぱり恵まれてるな










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神様





もっと生きたいって





思ってしまうのはダメですか？

















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