きまぐれ短編集【 Fischer's 】

ﾀﾞｰﾏ×ﾕﾒ ページ16

最初はただただ絡みづらかった。

まぁ、俺が人と話すのは苦手だからｯてのもあったからだけど。

クラス替え初日。

隣の奴が来た。一応挨拶程度はしとくかと思って。

ダーマ「俺 ダーマ。これから宜しくな。」

A「おう。」

外を見ながらした返事がこれ。

お前も挨拶しろよ。俺の挨拶が無駄になった。

休み時間。

なんとか、モトキと同じクラスな為話す奴はいる。

ダーマ「なぁ。モトキ。俺の隣の奴最悪だわ。」

モトキ「え？なんで？A、めちゃくちゃ面白いじゃん。」

は？こいつ頭 グミで出来たのか。

ダーマ「は？いやいや、対応なんかもう男子だし。」

モトキ「あ、ほらダーマもあれ見てみなよ。」

モトキに指さされた方を見ると、友達らしき女子と爆笑まではいかねぇけどかなり笑ってるAがいた。

ダーマ「....ほんとだな..」

あ、Aと友達の所に他の女子が来た。
途端Aは表情がなくなって自分の席に戻ってきた。

モトキ「A〜？ど‐したの‐？」

おいおい。そんなに気軽に話し掛けていいのかよ。

A「おぉ!!もっきゅんやん!!いやぁ、今さっき話しとったのに、他の奴が来て。
僕の友達彼奴しかおらんの知っとるくせに。ふざけんなまじで。」

え、何こいつ。めっちゃ喋る。怖ぇ。

てかなんかモヤモヤすんだけど。

モトキ「ね？ダーマ。結構喋るでしょ？((ボソッ」

思ってたイメージ回転したわ。

ダーマ「おう。すげぇな。イメージかなり変わったわ。」

A「聞くだけ聞いて無視かい。。」

ほっといていいのかよ。

モトキ「まぁ、俺も最初は人見知りされてたから喋れなかったんだけど慣れたら面白いよ？」

モトキ「あと、クレイジー野郎。頑張れ。」

は？なにがだよ。

ダーマ「は？何がだよ 地球外生命体。」

モトキ「A。好きなんでしょ？」

ダーマ「はぁ?!何処からそう思ったんだよ!!」

モトキ「気付いてないかもだけどさ、ダーマずっとA、目で追いかけてる。」

ダーマ「はぁ?!嘘だろ。俺気持ち悪。別にそんな感情ねぇし。」

モトキ「まぁ、早めに気付けとは言わないけどさ、自分に正直になれば？」

ダーマ「頭の中グミに言われてもわかんねぇわ。」


やっぱり、モトキとAが話してた時に感じ

たモヤモヤの意味が分かるまで時間がかかりそ

うだ＿＿＿


✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄

2017/04/18 22:18

リクエストは、土日に書けるようにします！！

ﾏｻｲ×ﾕﾒ→←ﾓﾄｷ×ﾕﾒ

ラッキーアイテム

デニムタイトスカート

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す