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翌朝、いつも聞こえた
鳥の声が聞こえなかった。
あー。そうか
急に絶望感にかられた。
孤独。まるで真っ暗の部屋に1人で
閉じ込められてるようだった。
「しんたろ…。」
声に出しても、慎太郎の声はもう聞けない。
どうせだったら、いっぱい喋って
いっぱい慎太郎の声を聞いて
いっぱい愛してるって言ってもらえればよかった。
表になかなか感情が出せない俺は
悔しくて悔しくて仕方なかった。
下唇を噛み下を向いた。
シーツに落ちる1滴1滴が
俺の視界をぼやかした。
慎太郎「ん、北斗？」
「北っ…」
俺の肩を横で寝ていた慎太郎が掴んだ。
慎太郎「ばか。」
わかんない。わかんないんだよ
慎太郎の口が動いてても
俺にはその声が聴こえない。
何を伝えたいのか、何を言いたいのか
全く理解ができない。
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梨朝(プロフ) - 毎回楽しみに読んでいます！ 更新お疲れ様ですヾ(･>∀<)ﾉ (2019年5月8日 23時) (
レス) id: e1ee29d5a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kokoのん x他1人 | 作成日時：2019年5月3日 7時
