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樹side





慎太郎「どうぞ」



樹「ん、ありがとう」




コーヒーを1口飲むと本題に入った。


樹「大丈夫なの?」


慎太郎「大丈夫だよ、北斗も落ち着いてきたし」




樹「違くて、慎太郎が」

慎太郎「俺?」



樹「誰にも相談せず、背負い込む癖あるから…」

慎太郎「大丈夫だよ、ありがとう」



そう告げた慎太郎の言葉は本心では
なさそうだった。





慎太郎「俺、買い物に行ってくるね」


樹「待って、慎太郎本当にいいの?」





慎太郎「1番辛いのは北斗だから。」


バカかよ。ほんとに




樹「お人好しすぎんだよ。バカ」



慎太郎の手を引くと自分の手の中へ引き寄せた。






慎太郎「樹…」


慎太郎の声は震えていた。
めったに見ない泣き顔は、心をきつく苦しめた。

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梨朝(プロフ) - 毎回楽しみに読んでいます! 更新お疲れ様ですヾ(・>∀<)ノ (2019年5月8日 23時) (レス) id: e1ee29d5a9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kokoのん x他1人 | 作成日時:2019年5月3日 7時

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