I'm in Love (ページ13)

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北斗side

少しづつ目を開ければ
そこには慎太郎がいた。

いつだってそうだ。
慎太郎は俺のそばから離れたことなんてない。

起きたら必ず慎太郎が居る。
そう思うと一日が終わるのも
そう、悪くわないなって感じるんだよね。

北斗「慎太郎…ごめんね」

きっと。いや、絶対。俺は慎太郎の荷物になる。
仕事にだって支障がではじめた今

慎太郎と付き合って、傷つけて
おれ、何してんだろ。

あの時さ、慎太郎に告白された時。
１回戸惑ったんだ。

慎太郎「北斗…俺と付き合ってください」

北斗「…えーと」

慎太郎「返事は今じゃなくていいから」

北斗「…おう」

でも、慎太郎の姿を見る度に
笑顔が増えた。

慎太郎「あー、大丈夫？迷子？」

泣きじゃくる迷子の子供を
慎太郎だけは必死に探したり

慎太郎「大丈夫ですか？持ちましょうか？」

階段で困っているお年寄りを助けたり
何気ない行動全てに優しさがあることに気づいた。

北斗「あのさ、慎太郎」

慎太郎「ん？どうした？」

北斗「俺で良かったら、
お付き合いさせてください」

慎太郎「まじっ！？」

北斗「うん」

慎太郎「やったぁ！よっしゃぁぁ！」

北斗「ふふっ、喜びすぎだって笑」

慎太郎「だって、めちゃくちゃ嬉しいんだもん」

そう笑って俺を抱きしめた慎太郎を
俺は忘れることは無いだろう。