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慎太郎side
リハーサル終わりの北斗は色気が耐えない。
滴り落ちる汗と、少し乱れた息。
少し長くなった髪を耳にかけ
帰る支度をする北斗についつい見とれてしまう。
「まだですか？」
そんな言葉をかけるけれど、
本当はもっと見ていたいと思ってしまう。
ごめん。少しぐらい許して
北斗の腕を掴むとキスを要求した。
どんどんエスカレートしていき
しまいには、もう自分でも止められなかった。
慎太郎「北斗…このままいい？」
北斗「俺に、拒否権なんてねーんだろ？」
慎太郎「その通り」
その言葉と同時に北斗のシャツへと手を伸ばす。
聞いて欲しい。俺の声をしっかりと、
「すき」とこぼすこの声一つひとつを聞き取って。
なんだか分からない。俺の独占欲が邪魔をする。
その横顔もその声も。その瞳もその表情も
俺だけのものにしたい。
慎太郎「北斗」
だから俺は言うよ
君の名前を毎日
そしたらきっとさ。独占した気持ちになるじゃん？
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梨朝(プロフ) - 毎回楽しみに読んでいます！ 更新お疲れ様ですヾ(･>∀<)ﾉ (2019年5月8日 23時) (
レス) id: e1ee29d5a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kokoのん x他1人 | 作成日時：2019年5月3日 7時
