遠回り：桃井タロウ[リクエスト] ページ48
今日は楽しみにしていたドンブラザーズの皆とパーティーをする日。
脳人の3人が加入したお祝いをしていないからと、はるかちゃんが提案した。
パーティーなんて滅多にやらない為、私も皆も楽しみにしている。
マスターまで楽しみな様で、「準備は俺1人でやるからゆっくり支度しておいで」と言ってくれた。
普段何を考えているか分からないマスターも笑顔が抑えきれていなかった。
他にも色々な事を思い出しながら、支度を終える。
そろそろタロウが迎えに来てくれる時間。
靴を履いて玄関にある鏡の前に立ち、服装の確認をしていたら、ピンポーンという呼び鈴の音がなった。
「はーい」
「おはよう。準備は出来たか？」
「おはよう。バッチリだよ！」
「今日はやけに嬉しそうだな」
「えへへ。昨日の夜からずっと楽しみだったからね！」
「そうか。なら、早く行くとしよう」
差し出された手を握る。
玄関にある鍵を取って、家から出て、ドアを閉めて鍵をかける。
日常と化しているこの行為は、普段なら何も感じないのにタロウが居るだけで時間を消費する無駄な行為だと思ってしまう。
「よし、早く行こう！」
「待て、走ったら転ぶぞ」
「だいじょーぶ！…って、わ！？」
「気をつけろ」
「ごめん……。ありがと」
細いが血管が出ている逞しい腕で、掌は大きく指が細い綺麗な手で、転びそうになっている私を支えてくれた。
男らしい所を感じて、少し胸が高鳴ったのは秘密。
「早く行きたいのは分かるが、走って怪我でもしたら心配する。それに、歩いても集合時間には余裕がある。」
「そっかぁ〜。なら、少し遠回りしていこうよ」
「そうしよう」
支えてくれた際に離した手をまた繋ぎ、歩く。
パーティーも楽しみだが、遠回りして少しでもタロウと一緒に居られる時間が増えるのも楽しみだ。
………タロウもそうだったらいいな、なんて。
物語：ジェラミー･ブラシエリ→←特別：ドン・ドッゴイヤー[リクエスト]
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m(プロフ) - はじめまして！リクエストでニンニンジャー凪くん甘々系でお願いしたいです (6月7日 14時) (
レス) id: 94e9869565 (このIDを非表示/違反報告)
*華桜ちゃん*〜Sora@龍我君推し(プロフ) - お返事ありがとうございます！リクエストはキュウレンジャーでチャンプとガルのヤンデレをお願いしたいです！(無理でしたら断って頂いても大丈夫です！) (2023年4月24日 5時) (レス) id: e84dd520bb (このIDを非表示/違反報告)
神鈴(プロフ) - *華桜ちゃん*〜Sora@龍我君推しさん» こんにちは！リクエスト受けています！遅くなってしまっても平気なのでしたら是非してください！！ (2023年4月23日 20時) (レス) id: 83ecdde634 (このIDを非表示/違反報告)
*華桜ちゃん*〜Sora@龍我君推し(プロフ) - こんにちは！初めまして！リクエストしても大丈夫ですか…? (2023年4月22日 14時) (レス) id: e84dd520bb (このIDを非表示/違反報告)
三日月サトミ(プロフ) - 城範人くんのやつで無事昇天しましたありがとうございます！ (2023年4月9日 13時) (レス) id: 070ed9d58d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神鈴 | 作成日時：2022年8月26日 0時
