May peace be with you.【特撮】

ガチ恋勢：ポッピーピポパポ ページ4

私は音ゲーが好きだ。

理由は単純。楽しいから。

精神科医でありCRに携わっているドクターであるため、何かと気苦労が絶えない。
だが、音ゲーをするとどんな事でも忘れられる。

今日もあの子と音ゲーをしよう。ピンク色の髪の毛が似合うあの子と。



「ポッピー、音ゲーしない？」
「したい！しよう！！」



なんて可愛いんだ。本当に笑顔が似合う。可愛いがすぎるんじゃないのか。

……いけない。気を抜いたら口に出してしまいそうになる。
だが、CRに携わる前からポッピーのガチ恋勢だった私からすればこんなの日常茶飯事なのだ。

気を抜き、ポッピーへの思いを口にした時は永夢や飛彩さんに引かれた。

そして、ポッピーガチ恋勢である事がバレた。飛彩さんは無視してくれたけど永夢はその事を本人に言おうとした為私が必死に止めた。
推しに引かれたらどうするんだと。そんな事ないと言ってくれたが、万が一の事態が起こって欲しくないので本気で止めた。

でも、今は2人きりだし、少しぐらい言ってもいいだろうか。



「ポッピーって本当に可愛いよね」
「ぽぴッ！？」
「可愛いだけじゃないよ、変身するとかっこいいし、たまに見せる大人びた笑顔なんて綺麗でしょうがない。他にも、ゲームをやる時は心の底から楽しんでるのが分かるし、何時も笑顔で本当に癒される」
「Aちゃん、それ以上褒めないで……恥ずかしさでピプペポパニックだよ〜！！」



こんなのはまだ序の口だ。

今日はポッピーを褒めちぎる日にしよう。そして私の想いを知ってもらう。引かれるなんてもうどうでもいい。

今はただ、この想いを知ってもらうのが先だ。

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