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story47 ページ47

渋谷side





Aちゃんが、心配やねん






横山「そないうろいょろするなよ笑トントンして部屋入ったらええやんけ」




渋谷「じ、自分のタイミングというものがあるだろう!?」





横山「なんやねん笑」






ヨコはすぐ俺を冷やかす





人の恋心を…!この野郎









渋谷「…A…ちゃーん?入ってもいいかな」





横山「変態みたい…」





渋谷「どっかいけ!」





ガチャっとドアが開いた





「どうしましたか?」





渋谷「部屋、入っていい?あのほら、話そうや」





「いいですよ」








たどたどしいと思うけど、ニコッと笑ってこころよく入れてくれた






特に話があるわけでないので、沈黙







だが、Aちゃんから話を振ってくれた






「…渋谷さんの、お父さんお母さんってどんな人ですか?」



渋谷「めっちゃええ人やで、明るいし、…オカンはずっと綺麗やな」



「へぇ〜!会いに行ったりするんですか?」




渋谷「電話とか、するけどなかなかなぁ〜」




「あーそうなんですね」






いいなぁ、いい親子の関係…






ほんまに小さい声でちっちゃく、息吐くみたいに呟いた言葉







俺にどしんと響いた








その重みを、取りたくなって








渋谷「そや…すばるって」




「…え?」




渋谷「すばるって言うてくれるんちゃうの…?」







半ば本気だった






名前で呼んでほしかったんよ









こっちを少し驚いた表情で見つめてから、


「そうでしたね!」





と笑った







「すばるですよね笑すばる」






ぁぁ、






渋谷「好きやわ」







「…へ?」






渋谷「え?」









「「え?」」

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あまつ(プロフ) - 赫蝶々さん» イケメンに感じてもらえてますか!!良かったです。皆んなももっとかっこいい部分出してきます! (2017年6月7日 23時) (レス) id: 3fd3d26645 (このIDを非表示/違反報告)
赫蝶々 - すばるさんよ、貴方はイケメンですか?(鼻血) (2017年6月7日 23時) (レス) id: 2f47d31780 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凜檎 | 作成日時:2017年5月26日 7時

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