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story27 ページ27

くだらない話をしていた






間も無く11時






寝るかーなんて話してて






渋谷「…これからピークや」





紅い月の力がもっとも強くなる時







渋谷「俺は、こっちで寝るから、お前、そっちな」





「はい」






眠ろうとしたとき







錦戸「すばるくん…!Aちゃん…!ー助けて!」



渋谷「亮!?」 「…錦戸さん!」





錦戸「助けてくれ…!俺はもう大丈夫やけど…皆んなが!」






ドアを叩く音が聞こえる





錦戸「すばるくん…地下から…みんな出てきた」




渋谷「なんやと!?」





ドアを開けると錦戸さんが怪我をしている肩を抑えていた





錦戸「ヤスにかまれてん…」






皆んなやばい







そう言って教会に入った







錦戸「…でもやっぱ教会嫌やな」






渋谷「我慢しろよ」









錦戸さんの手当をしていると、肩にある火傷が目に入った





「錦戸さん…これ…ごめんなさい」




錦戸「ん?あ…あーこれはええよ笑俺が悪いわーこんなん」






*****





錦戸さんはそのあと、私の膝の上に頭を乗せて寝てしまった






安心したような表情にホッとする









渋谷「…!」



「?」





渋谷「…誰か近づいてきた」







私とし錦戸さんを後ろに下がらせて






前に出た








その途端___









ドゴォオンー!









大きな音と、赤黒い何かが、ドアを突き破った








安田「フっー…フッー…」









目を青く光らせた安田さんがいる








渋谷「すっかりバケモンらしくなったな?
頭とうとう御花畑か?ヤス」







その質問に答えることはない









丸山「…グルるぅ…がアッ!!!」









黒い悪魔の翼を広げた2人が教会に足を踏み入れる







あたりは、窓から差し込む月の光で、







火事のように赤く照らされている









渋谷「…ええよ。2人してこいよ」







渋谷さんは挑発した








悪魔みたいな2人を





きっと、黒い少女の翼も、2人みたいな翼なんだ







渋谷さんの手に、赤く何かの紋様が広がる






手には揺らめく何か







安田「あがッ…ががが」







渋谷さんの背中を突き破り揺らめく赤い翼






渋谷「目ぇ覚まさせたるわ」








手には燃える鎌を持って









それを振り下ろした

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あまつ(プロフ) - 赫蝶々さん» イケメンに感じてもらえてますか!!良かったです。皆んなももっとかっこいい部分出してきます! (2017年6月7日 23時) (レス) id: 3fd3d26645 (このIDを非表示/違反報告)
赫蝶々 - すばるさんよ、貴方はイケメンですか?(鼻血) (2017年6月7日 23時) (レス) id: 2f47d31780 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凜檎 | 作成日時:2017年5月26日 7時

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