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4話 ページ6
近所の人が言った。
｢国に保護されればもう安心ね、よかったわね｣
全然よくない。
『…そう、ですね』
違う人が言った。
｢あれは流石に酷いよな、｣
やめて、掘り起こさないで。
『まぁ助かりましたし…』
思い出したくないの。
痛みも、苦しみも、暴言も。
辞めて、辞めて、辞めて。
死にたいなんて思っちゃうから。
消えたくなるから。
『…ご心配ありがとうございます。』
私は2人にお辞儀をして自宅へ帰った。
『…ｯ』
もういっそ、死んでしまおうか。
死ねば、何もかも忘れて
辛い、痛い思いから開放される？
もうなにも考えなくて良くなるのかな。
せっかくの雄英からの推薦。
無駄になんてしたら、勝己怒るかな。
出久は私が消えたら悲しんでくれるのかな。
牢屋にいる両親は…あいつらは私が死んだら喜ぶのかな。
…この思いには少し蓋をしておこう。
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r(プロフ) - そう言って頂けて大変嬉しく思います！これからもご愛読下さると嬉しいです:(っ'ヮ'c): (2019年2月26日 0時) (
レス) id: b992c07687 (このIDを非表示/違反報告)
テルテル(プロフ) - ふつうに面白かったです。もっと評価されたらいいですね！ (2019年2月25日 21時) (レス) id: 0bf33df17b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：r | 作成日時：2019年2月4日 1時
