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『ねぇ、出久……ちょっといいかな。』
出久｢優羽ちゃん…。｣
『出久、優羽の事、騙してたの…？
ううん、言い方が悪いよね。
なんで個性の事黙ってたの…？？？』
出久｢ごめん…まだ、言えないんだ………。｣
『……そ、そっか。
そりゃ出久にも秘密にしたいことくらいあるよね!!
ごめんね！私こそ、嫌なこときいた…よね！
あ、あれ？なんで泣いてんだろ…？目にゴミ入っちゃったかもなぁ……。』
出久｢優羽ちゃ……ん、本当にごめん…。｣
『じゃ…あね、また明日……』
そうだよ、出久にだっていえないことあるよ。
私が転生者だってことを言えないわけじゃないけど
誰にだって言いたくない秘密くらいある。
…今まで、隠し事なんてみんなしなかったのに。
なんだか…………裏切られた気持ち…。
嫌だな。
┈┈┈┈┈┈┈ ❁ ❁ ❁ ┈┈┈┈┈┈┈┈
勝己side
勝己｢おいデク。テメェ…ふざけんのもいい加減にしろよ。
なに優羽泣かせてんだよテメェはよ！！！！！
言えないだぁ？ふざけんな！！！
俺らは今まで隠し事なしだったんじゃねえかよ。
幼馴染の間で唯一の約束だったじゃねえかよ。
ふざけんな。｣
出久｢そんなつもりは全くないよ、かっちゃん。
僕の個性は…人から授かったものなんだ。
だからまだものに出来てない。
でもしてみせるんだ、自分のものに。｣
勝己｢それが優羽を泣かせていい理由だったのかよ。
いいか、デク…あいつを泣かせていいのはお前じゃねえんだよ。俺なんだよ。｣
出久｢…ﾊｯ
かっちゃん、、ごめ…｣
勝己｢デク、俺はこっからだ。
俺はこっから…。氷の奴見て適わねえんじゃって思っちまった。それじゃあいつを守る事すら出来ねぇ
守らなきゃいけねぇんだ。｣
あいつン家の一家が事故にあった時、助かったのは優羽だけだった。
あいつの親が身を呈して守ったからだ。
虫の息だったあいつの親父に俺は言われた。
｢勝己君、強くなって私の代わりにあの子を守ってくれ｣と。
俺が弱くちゃあ、優羽を守るなんて出来ねぇ。
ヒーローにもなれねぇ。
俺はあいつのヒーローになる為に
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r(プロフ) - わわ、それは申し訳ないです……推しだと言うのに完全に忘れておりました((直しておきます！ (2019年2月23日 20時) (
レス) id: b992c07687 (このIDを非表示/違反報告)
07狐 - 今さらなんですが、切島で入試の時は赤髪ではなく黒髪ですよ。私は全然大丈夫ですが一応コメントしておきます!! (2019年2月20日 21時) (レス) id: 264f07ee06 (このIDを非表示/違反報告)
r(プロフ) - ありがとうございます！感謝です！！！！ (2019年1月20日 23時) (レス) id: b992c07687 (このIDを非表示/違反報告)
ソルト（塩） - 面白いです (2019年1月18日 21時) (レス) id: 9cf5f7dc68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：r | 作成日時：2018年12月31日 23時
