清水南高校吹奏楽部恋物語〜香恵&圭介編〜【ハルチカ】

好きな人 ページ3

side香恵


香「圭介って好きな人いるの？」

私、何でこんな事聞いちゃったんだろう。
前から気になってたけど、いざ聞くとちょっと不安になる。

圭「えっ//// どうしたんだ急に」

これはいるかもしれない。
不安だけど…、攻めちゃえ！

香「どうなの？」

圭「い、いるよ。俺にだって。」

やっぱりいるんだ。
誰？だれ？どんな人？気になっちゃう。

恋のライバル登場だ。

香「誰？私の知ってる人？

圭「い、言うわけないだろ！////」

圭介の顔、赤い。
ちょっと嫉妬しちゃうかも…。

香「ふーん。」

私はこれ以上聞かなかった。

っていうより、怖くて聞けなかった。


ドキドキの登校が過ぎ、今は家に帰って勉強をしている。

まだ5月が始まったばかりっていっても、私は3年。受験生だから。

私、これでも頭は良い方だ。


ピーンポーン


誰だろ？

ガチャ

香「圭介⁉」

ドアを開けたら、圭介が立っていた。

圭「あ、紗恵いるか？ちょっとお見舞いに来たんだけど…。」

香「ああ、そういうこと…。」


いちいち律儀だけど、そうゆう優しい所が良いんだよなー。


大好き…。

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