【妖怪ウォッチ】妖怪の正体見たり枯れ尾花 (ページ2)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:3,467 hit

私のスクールライフ（1）ページ2

朝起きて顔を洗い、化粧をする。
アイメイクは徹底的に！

制服の長いスカートは2回折る。

少し明るめの茶髪はコテでしっかり巻く。

『よし、今日も完璧！』

鏡の中の自分にそう言って笑いかける。

学校

「おはようAちゃん！」

『おっはー、ヒメアヤ！』

教室に入るとアヤメが話しかけてきた。

アヤメとは、よく話すし結構仲がいいと思っている。まあ同じグループではないけど……←

「Aちゃん、今日ちょっと声ガラガラしてない？風邪ひいちゃったんじゃない？」

『言われてみるとちょっと喉痛いかも……。あ！昨日、布団かけなかったからかな？』

「ダメだよちゃんとあったかくして寝ないと！」

そう言って頬を膨らませて怒るアヤメはまさに10万年に1人の美少女だった。ヒメアヤちゃんマジ天使。

そうこうしてるうちに、チャイムがなりみんな席に着いた。

私が席につこうとしたとき、誰かが私の肩をたたいた。

「春野？お前まーーーーたそんな化粧して……」

担任だった。

『あは、あはは～……。先生様御機嫌麗しゅう～』

ここは機嫌でも取っておこう！そうしよう！←

「麗しくないわー！！！全く、ほんとお前はいつもいつも……」

『あ、あはは……』

私が笑って誤魔化していると担任は、はっと何かを思い出したかのような顔をした。

「あ、お前放課後今日図書委員な！！！」

『は！？私、なんで図書！！』

「春野お前ろくに学校来ねぇから俺が勝手に決めといた！月浪と同じだからわかんねぇことは聞いてみろよ！」

『そんな委員会なんて……』

「Aちゃん、どんまい！」

私がガックリと肩を落としていると、アヤメがなぐさめてくれた。
やっぱり天使だったか……。

それにしても同じ委員会の月浪って人誰だろう。