検索窓
今日:107 hit、昨日:156 hit、合計:578,522 hit

46 ページ46

.

その日のうちに深澤くんから連絡があり
次の金曜日の夜に集まることになったそう

そんなに急で大丈夫の?ってきいたら

それだけ、皆Aちゃんに会いたいんだよって返事がきた

嬉しいのに申し訳ない気持ちでいっぱいになった





そして、いよいよ金曜日



「園長、今日久しぶりに昔の友達に会ってくる」

園「そう…無理しないようにね」

「はーい」


お母さんみたいな存在の園長には
なんでも話せるから全部話したいと思った


だから蓮くんに告白みたいなのをされたまま
保留にして音信不通になってしまったことも話した


園「笑 それはその彼に申し訳ことしてるわね、今日会って自分の気持ちを確かめて来なさい、それで答えを出したらいい」


「わかった!!」



園長のご好意で、仕事を早く終わらせてもらい
シャワーを浴び、支度をして深澤くんの家と向かう


久しぶりの街並みに懐かしくなった

最寄りの駅に着いたら
車に寄りかかる、高身長の男性がいた

帽子をかぶり下を向いてたから誰かわからず
素通りしようとしたら、腕を掴まれた




「キャーっ!」

?「…Aちゃん」

「…えっ…」



帽子を外しこちらを向いていたのは
あの時より更にカッコよくなった目黒くんだった



「目黒くん」

目「皆より先に会いたくて…ずっと待ってた」

「え!…連絡してくれたらよかったのに…」

目「…既読にしないくせ」




にーっと睨む目をするけど口元はにやけていた



「ごめんね…どうしていいか分かんなくて」

目「じゃ…意識してくれたってこと?嬉しい」

「ずっと返事出来なくてごめんなさい」

目「いいよ、今こうやって会えたから…ねぇ抱きしめてもいい?」

「えっ」



答えを出す前に既に、目黒くんの腕に包まれていた



「め、ぐろくん」

目「…蓮」

「…蓮くん」

目「……ずっと…ずっと会いたかった」

「ごめんね」

目「ううん、大丈夫」



大丈夫と答えた、蓮くんの声は震えていた



目「どうして…最初に俺に、連絡してくれなかったの」

「…ごめんね…無視してたからどう連絡していいか分かんなくて」

目「ふふ笑 まあいっか、今こうやって抱きしめられるし」

「…恥ずかしいから、そろそろやめて欲しいなぁ」

目「えー」

「ほら早くみんなの所に行かないと!」



しぶしぶ離れ、助手席のドアを開けて
エスコートしてくれた



「ありがとう」


優しい安全な運転で目的地へと走らせ
心地よい車のリズムに寝ちゃいそうだった


.

47→←45



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (533 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2152人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 渡辺翔太 , 目黒蓮
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

miho(プロフ) - 普通に現実で起こってたらドン引きな内容やな (4月17日 23時) (レス) @page36 id: 6ec56600ba (このIDを非表示/違反報告)
メジロ/雨宮黎葉(プロフ) - もし現実でもこんな翔太だったら推せない...(( (1月25日 19時) (レス) @page22 id: 4d55d03a31 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 本当にクソ女だねー😅こりゃあ、徹底的にやるしかないね😒まっ、自業自得だよねー😒 (1月15日 2時) (レス) @page42 id: 917b51a497 (このIDを非表示/違反報告)
なー - お願いします。どうか相手の女にもっと制裁を。翔太くんと戻って欲しいわけじゃないけど、女の方にはもう少し自分が最低で最悪なやつだってことを気付いて欲しい。 (1月12日 22時) (レス) @page40 id: cbeb4480b3 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 度々すみません( ; ; )32が抜けているかもです、!! (1月11日 23時) (レス) @page31 id: 952376b9df (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:aira | 作成日時:2023年12月27日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。