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記入した、紙をAの方へ渡す時
「ありがとう、翔太…好きになってくれて…愛してくれて…本当にありがとう。かけるくんのこと幸せにしてあげてね」
とAが呟いた
なに、好きなってくれてありがとうって、
愛してくれてありがとうって
なんで…なんでそんなこと言うんだよ！！
今でも大好きで愛してるのはAだけなのに…
そう思うなら離婚しなくてもいいだろ！！
そんな思いは届かず弁護士と席を立ち帰ろうとするAの名前を呼んだけど振り返ってくれることはなくて
ただ、…ただ俺の目から涙が流れてただけだった
暫くして、Aから書類を提出しました
と短い文が届いた、既読にして返信をしたけど
それから先、Aと俺のメッセージには
既読がつくことはなかった
その後は、かけるの元へ行って
慰謝料請求は、無くなったこと
申し訳ないけどもう関わりを無くしたいという事
を話、了承を得た
正直、かけるに会えなくなるのは凄く寂しいけど
それよりもAを失った方がダメージは大きい
Aが置いていった荷物を探り出し
匂いを確かめて抱きしめて寝てる俺、ダサいでしょ
だけどAの匂いがすると
そばに居てくれるような気がして安心して眠れた
だけどしばらく使えば俺の匂いになるわけで…
またクローゼットに戻してAの匂いにする
そんな気持ち悪いことばっかして
気持ちを落ち着かせていた
どれくらい経ったかな
Aと離婚して…
仕事にだけ集中して頑張ってきた俺は
今年自分の店を出すことになった
店の名前はAが、好きだと言っていた
雪の結晶 "snowflake"
いつか行った雪国で、降ってきた雪を見て
見て！！雪の結晶だよ！！と
テンションが上がっていたAを思い出して泣いた
また一緒に行きたかったなぁ
開業してそこそこお客も着くようになったころ
小学生くらいの男の子が1人で髪を切りに来た
翔「一人で来たの？」
(…)ｺｸﾝ
小さく頷くだけ
翔「迷子？髪切りに来たの？」
(…きる)
男の子は写真を見せてくれた
その写真はかつて俺がアイツに見せた
俺の小さい時の写真だった
(…このパパにして)
翔「えっ……お前、かける？」
(僕のこと…しってるの？)
翔「まあな、でママはどこ？」
(お買い物)
翔「ママはここに居ること知ってるの？」
(…知らない)
翔「心配すんだろ、早く戻れよ」
(この写真のパパみたいにカッコよくなりたいもん！)
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miho(プロフ) - 普通に現実で起こってたらドン引きな内容やな (4月17日 23時) (
レス) @page36 id: 6ec56600ba (このIDを非表示/違反報告)
メジロ/雨宮黎葉(プロフ) - もし現実でもこんな翔太だったら推せない...(( (1月25日 19時) (レス) @page22 id: 4d55d03a31 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 本当にクソ女だねー😅こりゃあ、徹底的にやるしかないね😒まっ、自業自得だよねー😒 (1月15日 2時) (レス) @page42 id: 917b51a497 (このIDを非表示/違反報告)
なー - お願いします。どうか相手の女にもっと制裁を。翔太くんと戻って欲しいわけじゃないけど、女の方にはもう少し自分が最低で最悪なやつだってことを気付いて欲しい。 (1月12日 22時) (レス) @page40 id: cbeb4480b3 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - 度々すみません（ ; ; ）32が抜けているかもです、！！ (1月11日 23時) (レス) @page31 id: 952376b9df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aira
| 作成日時：2023年12月27日 19時
