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(your side)
目「お姫様は王子の、キスで目覚めるでしょ、Aちゃんの王子は俺だから」
翔「…いや、俺だろ？」
目「どっち？」
なんて、2人で言い合ってるのが面白くて
2人には分からないけど笑ってるんだよ
どっち？なんて聞くから選べなくて
両方の手を握った
「「…俺！！」」
翔「いや、俺だろ！」
目「俺の手も握ったもん！！」
「はいはい、うるさいよー、病院だからね、」
翔「古舘さん…今ね、どっちが王子様か聞いてるの」
目「ずるいよ、Aちゃん。両方選ぶもん」
古「どっちも選んだ、じゃなくてどっちも嫌、かもよ」
翔「そんな事ないよな？A！」
うん、と手を握り返した
翔「ほら、そんな事ないって！！」
目「俺でもいい？？」
蓮さんの方を握る
これ、忙しいな…早く起きないと
目「ほら、握ってくれたよ」
翔「そろそろ起きて…Aと話したいな」
目「そうだね」
古「…これ、メンバーから預かった」
翔「いらね。捨てて」
古「あなたにじゃないからね。Aが起きたときに使えるようにってパジャマとかタオルとか」
目「そんなので、許されないよ」
古「彼らなりに償おうとしてるのよ。入院費もみんなが支払ってくれてるし」
え、みんなって誰…支払いさせてるなんて
起きて、お金返さないと！！
考えてるとすーっと暗闇に吸い込まれ
またあの子がやってきた
(ママ、何してるの…早く目を開けないと)
「うん、そうしたいんだけどね…わからないの目の開け方が」
(え…こうやるんだよ？)
この前より少し大きくなったあの子に
目の開け方を教えてもらう
(上のまぶたに力入れて、上にあげたら目があくよ？)
「…今ここでは開いてるのに…」
(ママの体で力入れる練習してみて)
「うん！…それより大きくなってるね？」
(僕が今いる世界と、ママの世界では時の流れが違うからね)
「そ、そうなんだ…」
(大丈夫、ちゃんとママの所に行くからね)
「うん、約束ママも守らないとね」
(頑張ってね、ほら早く戻って練習！！)
「ありがとう！」
気づくと暗闇から少し明るい場所にいて
あの子に言われた事を思い出して目に力を入れる
やっぱり上手くいかず何度も挑戦してみる
翔「俺ら、そろそろ仕事だからもう行くね…またくる」
目「Aちゃん、また来るね」
2人は帰る時必ず、頭を撫でて帰る
それが心地よく嬉しい
行ってらっしゃい頑張ってね。
届かないけど一生懸命伝えてる
つもり
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SnowManメンバー全員箱推し - この作品凄く良かったし泣けてきましたまた続きが早く見たいです (12月7日 9時) (
レス) id: 525d3947ae (このIDを非表示/違反報告)
aira(プロフ) - 万奈さん» コメントありがとうございます！嬉しいです！励みになります！ (12月4日 22時) (レス) id: 1fdf6ee0e8 (このIDを非表示/違反報告)
aira(プロフ) - ゆさん» コメントありがとうございます！少しぎゅうぎゅうに詰め込んでしまったので読みつらかったらすみません！ (12月4日 22時) (レス) @page34 id: 1fdf6ee0e8 (このIDを非表示/違反報告)
万奈(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！更新楽しみにしてます！ (12月4日 21時) (レス) @page28 id: 61e3cc8be8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ(プロフ) - 展開がガラッと変わってちょっとシリアスな展開になって面白いです！ (12月4日 19時) (レス) id: 48fb19fdca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aira
| 作成日時：2023年11月22日 0時
