どうせ嫌われ者ですよ。

14 ページ14

.


「もし、マネージャーが東堂さんを信じたいならそうすればいい。皆も私を疑うならそうしてもいい。でも本当に私は何もして無いから。」


「こういう事があったからって仕事を疎かにする事はないしマネージャーが言うよに表向きはちゃんとする。だからマネージャーがどっちの話を信じるかはどうでもいい」


「東堂さんも。何があるのか知らないけど。仕事してる以上は私情を持ち込まないでくれる？私が嫌いならそのまま嫌いでいい。ファンの子を悲しませるなら私は許さないから。それだけ。」



言いたいことを言って楽屋を出た



渡「Aっ！！！」

岩「おいっ！！」


翔太くんと照くんが何か言ってたけど知らない
怪我した所はズキズキ痛むし、心もむしゃくしゃする

やっぱりマネージャーは私じゃなくて東堂さんなんだ

知らない人もどっちの話が正しいかなんて分からないから
戸惑ってたもんな……


結局迷惑かけちゃったな…



ロビーの椅子に座って痛み止めを飲んで落ち着いてると
大我くんがきた



大「どう？無理してない？」

「あ、大我くん。大丈夫だよー、ちょっとむしゃくしゃはしてるけど」

大「どうしたの？」

「他のグループの人に話していいのかな…？」

大「新しく加わる人の事？」

「うーんそう」

大「大丈夫。知ってるよ」

「その人がさ、私に殴られたって言いふらしたの。私何もしてないのね？でもマネージャーはその人の言うことを信じてるの」

「長年一緒に頑張ってきたのに、たった何日かしか一緒に居ない人の事信じるんだーって悲しくて…メンバーも事実は知らないからどっちが正しいのか戸惑ってて…」


大「俺はAを信じるよ。心がもう無理って言ったらいつでも俺らの所においで？抱きしめてあげる」


「ふふ笑 ありがとう。そうさせてもらうね」

大「もっとダメになったら仕事辞めていいよ。そして俺のお嫁さんになったらいい」

「考えとくね笑」

？「ごめんな、きょもその必要はねーわ俺が嫁にする」

「…翔太くん」

大「ちゃんと守ってあげてよね。じゃないと本当に俺のお嫁さんにするから」

「大丈夫だよ。あ、大我くん。翔太くんも怪我のこと知ってるの…昨日見られちゃった」

大「そうなの？じゃ尚更守ってやれよ」

翔「言われなくてもそうする」

大「じゃまたね。俺の奥さん」


大我くんが行ったあと


翔「ったく…落ち着いた？結構興奮して言ってるみたいだったから、心配で」

「あうん、もう大丈夫」

翔「戻るぞ」


.

15→←13

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す