9 ページ9
.
(your side)
新居に来て、一息つく
どうしてあんなに、私に執着してるんだろ
思えば私の行動、全部把握してないとダメで
彼氏が出来れば、すぐ別れさせられ
学生の時にそれを経験して、大人になるまで彼氏は作らなかった。
久しぶりに好きになった人と、両思いになれて
やっと付き合えて幸せだったのに
翔太にバレて、家の鍵、スマホ、財布
必要なものは全部、翔太に奪われ、家の中に閉じ込められたこともあった。
それなのに、自分は彼女作って家に連れ込んで…
好き勝手してるのに私はダメって何？
今日だって、彼女より私に構ってるから彼女が怒るし
もう本当に嫌になる…
早くに翔太と離れるべきだった…
幼なじみだからって、一緒に住むべきじゃなかったな…
(shota side)
Aが出ていった…
どこ行ったんだよ！
連絡してもでねぇし…まじなんなの。
ねね「…た！…翔太！！」
翔「あっ…ごめん」
ねね「そんなにAさんが大事？」
翔「いや、家族として心配なだけだよ」
ねね「ずっとAさんのことばっかりじゃん…私…必要ない？？」
翔「いや…ねねの事が1番だよ？」
ねね「しんじられない」
翔「本当だよ」
ねね「じゃぁなんで、すぐ私のとこに来てくれなかったの」
翔「それは…あいつが心配させること言うから」
ねね「ただいまって帰ってきた時にすぐに来ることも出来たじゃん。」
翔「ねねが、リビングにいると思ってこっちに来たんだよ？そしたら部屋に居るからさ」
ねね「あ、そう…あの人出ていくってよ。」
翔「はぁ？なんで？」
ねね「翔太が嫌なんじゃない。過保護みたいだし」
翔「いやそんなつもりねーよ」
ねね「それと、ここの契約は翔太じゃないんでしょあの人の家なんでしょ」
翔「Aの家っていうか…ここのオーナーがあいつなんだよ。だから住まわせてもらってる」
ねね「何で教えてくれなかったの」
翔「あいつと何はなしたの？」
ねね「早く出てってって言ったの。私は翔太と2人になりたいのにいつも、あの人いるから」
翔「はぁ？？なに余計なこと言ってんの」
ねね「余計なこと！？翔太は私と2人は嫌なの？」
翔「そういう事じゃねーよ！！」
ねね「どういう事よ！そんなにあの人が大事ならあの人と一緒に居ればいいじゃん！もう帰る！！」
翔「待てって！」
ねね「離して！！」
帰ろうとする彼女の腕を掴んで止めるけど
振りほどいて出ていった…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 570人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪姫 - とてもも素敵ないいお話しでした。感動もしまいた。続きお願いします。 (10月23日 3時) (
レス) @page32 id: 2fedfb09fc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：aira
| 作成日時：2023年9月29日 14時
