僕の彼女はシングルマザー(完結) (ページ7)

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荷物が手持ちカバンに収まるくらいになった

明日の朝出ていくって伝えよう。
きっと怒るかもしれないから翔太が朝仕事行く前に言おう
なんて考えてたらまた、いつものLINEがきた
かと思えばすぐに違う文も送られてきた

"今日、彼女の方が先に家に行くからよろしく"

なにが、よろしく、よ！
よく2人でも大丈夫だと思ったよね…

なんて思ってると家のインターホンがなる

「はーい」

？「ねねでーーーす」

「…あけます」

猫なで声な、ねねさんの声だった。
この人絶対裏表あるんだよね…苦手

しばらくして玄関のインターホンがなりドアを開ける

ねね「お邪魔しまーす今日翔太遅いんだってー家政婦さーんご飯できてる？…あ、家政婦さんじゃないか！笑、万年幼なじみか！あはは！！笑」

ほらね。嫌な人でしょ。
私はずっと翔太の知らないところで
この人に"家政婦さん"と呼ばれてる

翔太の前ではAさんって言うくせに、2人きりになると家政婦扱いしてくる。
もう、これも全て嫌なの。

「ご飯は出来てます。お風呂も沸いてます…翔太の部屋で待たれてはどうですか。」

ねね「それもそーね〜！でも家政婦さんと話したいのよね〜。」

「私は…お話することなどありません」

ねね「私が話あんだよ。お前いつになったらここ出てくわけ？」

顔つきが変わり口調も変わった彼女さんが言う

「…もう、出ていく予定です。安心して下さい。部屋も決まってます。明日の朝、翔太に伝えようと思ってましたが、貴方が来たので明日の夜伝えます。翔太には私から言うので言わないでください」

ねね「なぁ〜んだ♡よかったぁ〜あなたがいると満足にイチャイチャも出来ないし？気を使ってたのよね〜それに私早くこの家で翔太と同棲したいの！なのにあんたが居るから出来ないのよね。」

嘘ばっかり…家にいる時は私の前でもずっと
翔太にくっついてて、離れないくせ
夜も大きな声出してるじゃん。近所迷惑だってクレームきてるんですよ。

あ、それにここは私の家ですよ。

「それはすみませんね。まあ近いうちに出ていきますので…あ、それと1つ。ここの契約者は私なので私が契約をやめれば翔太も出ていくことになりますよ。」

ねね「はぁ？笑…ここは翔太の家であんたが居候でしょ」

「翔太が何と言ってるかは知りませんが…ここは私の家です。あ、あとこのマンションの管理人は私です」

そういうと、彼女さんは顔を真っ赤にして
翔太の部屋に閉じこもった

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