僕の彼女はシングルマザー(完結) (ページ6)

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6(過去の話) ページ6

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「…色々聞きたい事あるんでしょ？」

岩「えっなんで？」

「笑…顔に書いてるよ笑…知りたいなーって」

岩「まあ…でもそれより謝りたい」

「謝る？？」

岩「うん…あの時突き放してごめんねって…俺あの後からずっと後悔してて…本当にごめん」

「…あの時は辛かったな…でも彼女いる人に助けを求めた私も悪いから…私の方こそごめね」

岩「Aは何も悪くない！好きな女の子、突き放すなんて俺最低だよ」

「そんな事ないよ笑…岩本くんの存在があったから翔太の束縛と彼女さんの態度にも耐えられたんだし」

岩「そう？…その…さ？、岩本くん呼びやめて欲しいな…」

「えっ、でも…」

岩「何か気にしてる？」

「彼女さんとかは…」

岩「あーー！あの後別れたよすぐ。俺にはAしかいないなーって思って誰とも付き合ってないよ」

「えっそうなの？？」

岩「うん…今でもずっとAの事が好きだよ」

「…ありがとう」

岩「だから、前みたいに、照かひーくんって呼んで？」

「…わかった」

岩「じゃ、色々聞いてもいい…？」

「…うん！」

覚悟を決めた顔をして頷いた

岩「どうして、俺らの前から消えたの？」

「………翔太から離れたかったの…」

岩「やっぱりそうだよな…やっぱあの時助けるべきだったよな…ごめん」

「笑…気にしないで！笑」

岩「あの時、翔太と何があったの？」

「…ひー、くんのお家に助けてって言いに行くちょっと前の事なんだけどね？」

－－－－－－－＊1年半前＊－－－－－－－

(your side)

翔太からの、LINEで

"今日、彼女泊まるから飯よろしく"

っていう文面何回、見たんだろう…

考える間もなくLINEが来てたから、翔太と翔太の彼女の分までご飯の用意して
お風呂を沸かして、翔太の部屋の掃除をする

私って翔太のお母さんなのかな…笑

笑えないよね。いつまでこの生活続くのかな…

私には彼氏も作らせないくせ！
そのせいで大好きだったひーくんとも別れさせられちゃったのに。
自分は彼女作って家に連れ込んでさ…夜の声なんて聞きたくないよ。

もう嫌だ。出ていこう。

おじいちゃんから引き継いだマンション経営のおかげで
住む部屋はすぐに見つけられるし

たしか今空き部屋あったはず

翔太にバレたらきっと止められ、家に閉じ込められちゃうからバレ無いように荷物は少しづつ運びだそう

そう決めてから、翔太が居ないうちに
少しづつ荷物は運び出していた

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