僕の彼女はシングルマザー(完結) (ページ4)

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自分の車へ向かって歩いてると後ろから呼ばれた

「い…岩本くんっ！」

岩「!!…どうした？」

「…手伝ってくれる…？…荷物…」

岩「ふふっ笑…いくらでも手伝うよ」

「ありがとう^^… 岩本くんは車？」

岩「そうだよ…だから後ろついて行く」

「わかった！でも一応住所教えるね？」

岩「了解」

メモで住所を渡される

岩「後ろついて行くけど、この住所に行けばいいのね」

「うん、ここが今の私の家」

岩「わかった。じゃまた後でね。」

「うん！」

Aは赤ちゃんをチャイルドシートに乗せて出発した
俺もその後を追うように走り出す

一応ナビに住所をいれ、Aの後をついて行く

この時頭の片隅で、ふっかや涼太…翔太の顔がよぎったけど
多分Aの事だから知られたくないと思って
とりあえず、連絡はしないことにした

しばらく走ると、閑静な住宅街に入りAは
敷地がとてつもなく広く白を基調とした大きくて可愛らしい家に入っていった

それもガレージのシャッターが自動で開いた…

えっと……前はマンションだったよね……Aさん

旦那さんがお金持ちなのかな…？

車を停めたAが俺の車まで来るから窓を開ける

「びっくりした顔しないで笑…私の車の横に止めて大丈夫だからそこに、止めて？」

岩「わかった」

とりあえず、車を止めておりる

岩「何ここ…A、ここに住んでるの？」

「うん…3ヶ月前に建ったばっかりだよ〜」

岩「えっ、新築建てたの？？えっ、なにしてんの？？」

「建てた！えー何って仕事？？」

岩「うん」

「前と同じだよーおじいちゃんの仕事受け継いだ」

岩「あーなるほど」

Aのおじいさんは、確か…不動産経営…マンション経営？だったはず

それでこんな立派な家が建つんだ…

びっくりして、何も言えないわ…笑

「もう！びっくりしすぎ！！笑…ここの扉から中にはいれるから荷物お願いしてもいい？？」

岩「あ、うん大丈夫だよ。とりあえず中に入れたらいい？」

「うん！お願いします！」

岩「荷物下ろし終わったら言うね」

「うん、この子のオムツ替えたりミルク飲ませたりしてるから叫んで！」

岩「わかった！叫ぶ笑」

Aは家の中に入り、俺は荷物をおろす

ふと、ガレージの外に目をやるともうガレージの扉は閉まってて、いつのまに！ってまたびっくりした。

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