僕の彼女はシングルマザー(完結) (ページ27)

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病院を出て、そのままの足で母子手帳を貰いにいった

なんか、色んなサンプルなんか貰っちゃった

母子手帳を貰って帰宅して母に電話する

pulululu pulululu…

母"もしもし"

「もしもーし、お母さん今大丈夫？」

母"うん、大丈夫よ。どうしたの？"

「実はさー報告があって」

母"あ、おめでとう。いつでも協力するからね"

「えっ、何も言ってない」

母"分かるわよー！この前言ったじゃない！"

「まあ、そうだけど…うん、まあとりあえず妊娠してた」

母"…翔太くんには言わないわよね？"

「言わない！絶対言わない！だからお母さん達も言わないでね」

母"もちろん、言うわけないじゃない！！二度とAに会わせないわよ"

「ありがとう！お父さんにも言っといてね」

母"はいはい…じゃまたね。頻繁にそっちに行くからね"

「うん！ありがとうまたね〜」

電話を切って、妊娠について色々調べたり
必要なものを調べたりした

とりあえず、今度西〇屋とかアカチャン〇ぽとかに行ってみようかな〜なんて考えた

初めての産婦人科かから、しばらく経って
お腹の赤ちゃんは臨月になっていた

実家は隣が翔太の実家で帰るのは無理だから、
母が私の家に泊まりに来てくれて、出産に向けて
色々準備してくれた

私は、幸いにもつわりもなく快適な妊婦生活だった

母「いつでも生まれてきていいからね〜！」

「そうだね〜、早く会いたいね」

って言う会話を毎日してた、予定日3日前

「お母さん、さっきから何かお腹に違和感がある」

母「どんな感じ？」

「んー、ずーんって痛い感じ、生理痛の弱い感じ」

母「それ、陣痛じゃないの？まだ痛い？」

「波がある」

母「じゃ次痛みがある時に時間はかってみなさい」

「うん」

痛みの感覚はまだまだ長くて
一応、病院に連絡してこれが陣痛なのか聞いてみたら
前駆陣痛かも？とのこと

もし痛みの感覚が10分、5分と短くなったら
連絡して、病院に来てくださいって事だった

母「ドキドキしてきたわ」

「私も。やっぱ産むの痛いかな？」

母「そりゃ痛いわよ…でもね、生まれてきた子の顔見るとぜーんぶ忘れちゃうわよ」

「そうなんだ！楽しみだな〜」

呑気に話してたら痛みもなくなってきて、

やっぱり前駆陣痛ってやつなのかな〜って思ったら

また痛くなってのくりかえしだった

その日は何事もなく次の日を迎えた

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