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(Hikaru side)
「それで翔太にバレちゃって…その場で質問攻めとスマホ没収されて、翔太がひーくんに別れようって連絡入れたの…」
ひ「最低だな…」
「返してって言っても返してくれなくて、その場でスマホの中のデータ全部消されて、次の日には解約されて…今回みたいに家に閉じ込められちゃって…その時は半年くらいだったかな…」
ひ「だから連絡出来なかったんだ…俺、何回か家に行ったんだよ？その度に翔太からAは会いたくないって言ってるからって言われて帰されてたんだよ」
「来てくれてたの？知らなかった…」
ひ「会いたかったもんずっと」
「私も会いたかった…！」
ひ「ちゃんと知ってれば、今回みたいなことにならなかったかもしれないのにな…ごめんね」
「ううん…言いなりの私も悪いから…」
ひ「Aは悪くないよ」
全部話してくれたAをもう一度
ギュッと強く抱きしめた
ひ「辛かったな…頑張ったね、」
「…もう翔太の所には帰りたくないよ…」
ひ「帰らなくていい」
「…うん…」
ひ「明日、Aの家に送るよ」
「…いいの？彼女さんに悪い…」
ひ「大丈夫だよ。心配しないで。翔太みたいなことには、絶対ならないから！」
「…ありがとう」
ひ「うん…お風呂入ってゆっくりしておいで？」
「ありがとう」
ひ「俺のだけど着替えおいとくね」
「大っきいからぶかぶかになっちゃいそうだね笑
ひ「それが可愛いんじゃん」
「えーー？？笑」
ひ「笑…行っといで」
「うん！」
辛かった過去を話してくれAは目が真っ赤だった
お風呂に入ってゆっくり休めればいいけど…
それにしても、翔太の異常な執着心が凄すぎて
言葉にならなかった所もあった
なのに、、俺は温かいココアをだして
話を聞いてあげる事しか出来ない
抱きしめてあげることしか出来ない。
もっと早く、別れた時に気付いてあげてたら
Aは傷つかずに、済んだのかな。
辛く、悲しくきつい時間を過ごすこと無かったのか？
それよりも、俺はあの翔太から引き離すことは出来たのか…
もし、翔太が俺にAの居場所を聞いてきたら？
そりゃ、もちろん、知らないと言って匿う
絶対に二度と会わせたりなんかしない。
二度と翔太の元へは帰さない。
今はとても、無力な俺だけど
何があっても、どんな事をしてでも守る
そう決めたよ。
「ひーくん？？」
ひ「A…俺、何があっても絶対守るよ」
「……ありがとう」
.
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雪姫 - とてもも素敵ないいお話しでした。感動もしまいた。続きお願いします。 (10月23日 3時) (
レス) @page32 id: 2fedfb09fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aira
| 作成日時：2023年9月29日 14時
