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(Hikaru side)
これまでに起きた事を話すAは
震えて、涙を流しながら話してくれた
もっと、早くに翔太の異常な執着心に気付いてあげるべきだった。って思うと俺まで涙が出た
「どうしてひーくんまで泣くの〜！笑」
と泣きながらら笑うAを思わず抱きしめた
「…ひーくん？」
ひ「ごめんね…気付いてあげられなくて…別れた時に気付いてあげてたら、こんな辛い思いしなかったよな…」
「ひーくんのせいじゃないよ？」
ひ「でも…助けてあげたかった」
「ありがとう…それだけで充分嬉しいよ」
ひ「うん」
「…続き…きく？」
ひ「Aが辛くなければ聞くよ？無理なら話さなくても大丈夫だよ」
「…聞いてくれる？…全部話して楽になりたい…」
ひ「何時間でも聞くよ」
「ふふっ…笑 そんなに長くはならないよ笑」
ひ「ゆっくりでいいからね」
「うん！…逃げようと思ってね、翔太に取り上げられたカバンと靴と取って、自分の部屋からは翔太に燃やされちゃった新居の鍵のスペア持って家を飛び出してきたの」
ひ「ちょっと待って、新居の鍵燃やされちゃったの？？」
「そうなの…新居の鍵だとわかったら、燃やしちゃった」
ひ「する事がえぐいわ…」
「スペアまでは、バレてないから何とか持ち出せたんだけどね…なるべく翔太から離れようと思って遠い所のマンションにしたから、今の時間からだと行く手段がなくて…」
「お財布の中にお金入ってなくて、ATMは今はあいてないし…翔太たちが帰ってくるまでには家からなるべく離れたところに逃げなきゃ！と思ったけど行くあてもなくて…頭に浮かんだのが、ひーくんのお家だった…」
ひ「そっか…俺を頼ってくれてありがとうね。最初は突き放しちゃったけど…ありがとう」
「…ひーくんがここに住んでる確証もないのに、体はここのお家に向かってて走ってきちゃった…笑」
ひ「ここに住んでてよかった笑」
「…ひーくんの顔見て、助かったーって安心しちゃったのと同時に迷惑だよねとか、今更って思われちゃうってすっごく不安だった…」
ひ「最初は思った…今更何しに来たんだよって俺振られた立場だったし、連絡付かなかったしね、嫌われてるって思ってたからさ」
「あれは、…あれも全部翔太がしたことだよ…ごめんね」
ひ「やっぱりそっか」
「ひーくんと付き合ってることずっと隠してたの翔太には」
「でも、涼太くんがぽろっと言っちゃったの… 最近照とはどう？仲良くやってる？って」
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雪姫 - とてもも素敵ないいお話しでした。感動もしまいた。続きお願いします。 (10月23日 3時) (
レス) @page32 id: 2fedfb09fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aira
| 作成日時：2023年9月29日 14時
