僕の彼女はシングルマザー(完結) (ページ2)

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涼「で、誰だったの？」

翔「…A」

岩「えっ？」

佐「えっ…さっき照も見たよね」

翔「どこで！！！」

佐久間の言葉で翔太の顔つきが変わった
今まで死んだように力を無くしてたのに、
今ではちょっと力が出てる感じ

岩「2階の洋服とか売ってある通路で遠目に見ただけだよ」

深「遠目だから、気のせいじゃないのって俺らが言ってるんだよね〜」

翔「絶対それ、Aだから！！…だって…」

涼「だって？」

翔「俺の顔みて…逃げた」

ここでみんなの顔が確信した顔にかわった

佐「ねぇ、翔太。その人赤ちゃん抱っこしてた？」

翔「…してた」

深「じゃ俺らが見た人と同じかもな」

岩「やっぱ、あれAだったんだ…」

涼「友達の子とか？」

深「かもな！」

翔「…俺…逃げられた」

岩「…そうだろ…」

佐「照？」

岩「お前、Aの事、縛り付けてただろ。そりゃ嫌にもなるだろ」

翔「…うん」

岩「俺とAが付き合った時、相当怒って文句言って縛り付けたらしいな。そのせいで別れたのに。なのに、お前は彼女作って、2人でシェアルームしてた家に連れ込んで…！彼女の世話までさせてたんだろ？よく逃げられないって思えるな。…バカバカしい、俺もう帰るわ」

深「あっ！照！ちょっと待って！」

怒って席を立つ俺を追いかけてくるふっか

多分、今俺が言ったことは涼太以外知らないはず

涼太、翔太、Aは幼なじみで
翔太とAがシェアルームしてから知ってるはず

深「待ってって！」

岩「あっごめん」

深「照って…Aちゃんと付き合ってたの？」

岩「少しだけね…すぐ翔太に別れさせられた」

深「えっどういうこと」

岩「翔太に何か言われたのか１ヶ月くらいで別れようって言われた」

深「で、別れたの？」

岩「いや、俺は別れたくないって言ったんだけどさ…それから会ってくれない、連絡も出来ない状態だった」

深「翔太がしてたってこと？」

岩「多分…わかんねぇけど」

深「じゃぁさ、本人探して聞いちゃう？」

岩「えっ？」

深「だってさーせっかく見つけた子だよ？？今追いかけないともう会えないかもしれないよ？」

岩「それもそうだよな。」

深「じゃ、探そう！」

ふっかの一言でAを探すことにした

とりあえず見かけた場所まで戻り、手分けして探す

深「見つけたらお互い連絡な！」

岩「おう！」

絶対俺が先に見つけるんだよ。

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