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久しぶりにヨンボギとのんびりとした時間を過ごして満足感の高い１日を過ごしている。
夏休みに学校に足を運ぶのはちょっと気が思いやられるが、手に持っている熱々のそれを早くチャニさんに届けたくて、いつもよりも早足で学校まで向かった。
Aチャニさん着きました
Aどこにいますか?
白いワンピースにさっき食べたトッポギが飛んでいないか廊下にある大きめの鏡で確認する。ちょっと気分を変えたくてワンピースを着てきてしまった自分に若干の恥ずかしさを感じて、早く渡して帰りたくなる。
チャニさんの返事が来るまでそのまま廊下で立って待機していると、静まり返った校舎の奥からこちらに近づいてくる足音が響き始める。
NY「あれ、Aじゃん」
聞き慣れた声にスマホから目線を上げると、どういう風の吹き回しか、ごく最近まで私を避けていた本人が何事もなかったかのように話しかけてくる。
なにか気に入らなければ避け、時間が経てば普通に戻るということを昔から何度も繰り返しているのを知っているから、この状況には慣れている。
NY「なに、誰かとご飯だったの?」
が、今回は違うようだ。
「うん、ヨンボギとご飯食べてきたの」
私を頭からつま先まで撫でるように見ると、腕に持っているビニール袋に視線を止めて、ナヨンが不機嫌そうな顔のまま視線を戻す。
NY「それで、ヒョンジンにお土産？ヨンボクくんがいる前で買ったの?」
何をカッとなっているのか、何を言っても無駄な状況だということはわかっているから口を閉ざしてじっとナヨンを見つめ返す。
NY「浮気性の女と出かけてくれるヨンボクくんは優しいよね、この前話したんだけどな」
「浮気性」それは私に当てられた言葉だろうか。
この前話したってなんのことだか私には理解ができない。そんな私の表情を読み取ってか、口の端を持ち上げて勝ち誇った表情をのぞかせる。
NY「あれ、聞いてなかった?私この間ヨンボクくんと2人で飲みに行ったの、チャニとAが飲みに行ってる日にね」
ヨンボギはそんなこと言ってなかった。
私は嘘をつかれたのだろうか。
昔からの経験で、こんなしょうもない嘘をナヨンが言うことはあり得ないから、今ナヨンが言っていることが本当のことなんだと、認めざるを得なかった。
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🐣 - 24話目がただただ胸がキュッとなって…ピリペンの私には涙の回でしたㅜㅜ引き続き楽しみにしております！ (12月8日 6時) (
レス) @page24 id: ba7c22e5aa (このIDを非表示/違反報告)
名無し68593号(プロフ) - 更新お疲れ様です！本当に好きです登場人物からストーリーまで全部がすごく好きです！これからも応援してます！ (12月6日 19時) (レス) @page23 id: 38145731e9 (このIDを非表示/違反報告)
あいり(プロフ) - とても読みやすくて何回も読み返してしまいました。こういうお話大好きです！更新楽しみにしてます。 (11月30日 0時) (レス) @page13 id: 62890fab6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meru | 作成日時：2023年11月28日 10時
