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飲み会が終わってしばらくすると、課題とレポートの山で頭がいっぱいいっぱいになった。
校内のフリースペースで勉強しながらナヨンとお昼を食べる。
対してそんなに授業を取ってないのに、ほぼ毎日学校に来て課題をしている自分が嫌になった。
野菜ジュースを吸い込みながら、ぼーっと廊下を見てると見慣れた姿がこっちに向かってきていた。
NY「あー！チャニ！」
BC「お疲れ、この前大丈夫だった？」
NY「もう本当にごめんね、たすかったよ」
あの後チャニさんは家までナヨンを送ってくれたらしく、さすが幼馴染だなと思った。
NY「あ、ヒョンジナ！」
ヒョンジナ?
チャニさんがきた方から眠そうにこっちに向かって歩いてくる。授業中寝ていたのか、それとも家が近くて寝起きなのか、飲み会の時よりもふわふわした髪をパーカーのフードで隠しているようだった。
ヒョンジナもこの間ありがとうねといいながら、この前は気をつけなよと言ってたナヨンは人が変わったように彼にデレデレだった。
3人は話し込んでいるみたいだから、有線のイヤホンを耳に刺してパソコンの中の課題と睨み合う。
そこまで得意じゃない英語をなんで専攻してしまったんだろうと後悔することもあった。
細長い指がこんこんと私の横の机を叩く。
イヤホンを片耳外して、振り返るとさっきまで話し込んでいた彼が私の横に座っている。
「えっと、」
hj「何してるの?課題?」
「うん、そんなところです」
hj「敬語やめようよ、僕ら同い年じゃん」
グイグイと詰められる距離にどうしていいか分からずにナヨンの方を見るとそこに姿はなかった。
「ナヨンは、」
hj「この前のお返しをチャニヒョンと買いに行ったよ」
自分はその対象になることはないと思っているけど、ナヨンの気をつけろと言われた言葉によって彼に対して謎の警戒心を常に持ってしまう。
パソコンのキーボードをなんとなくいじったりして、彼とどんな会話をしたらいいかを探す。私は彼の何も知らないし、知ろうとはしていなかったから。
Hj「Aさんだよね」
「なんで、名前」
Hj「チャニヒョンから聞いた」
僕の名前は知ってるよね、
そう言ってあの時みたいに口の端を持ち上げて、笑っている。
この人は危険な人だと恋愛経験の少ない私の頭の中で警告音が鳴り響いてる。
そのまま反射的に頷いた。
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🐣 - 24話目がただただ胸がキュッとなって…ピリペンの私には涙の回でしたㅜㅜ引き続き楽しみにしております！ (12月8日 6時) (
レス) @page24 id: ba7c22e5aa (このIDを非表示/違反報告)
名無し68593号(プロフ) - 更新お疲れ様です！本当に好きです登場人物からストーリーまで全部がすごく好きです！これからも応援してます！ (12月6日 19時) (レス) @page23 id: 38145731e9 (このIDを非表示/違反報告)
あいり(プロフ) - とても読みやすくて何回も読み返してしまいました。こういうお話大好きです！更新楽しみにしてます。 (11月30日 0時) (レス) @page13 id: 62890fab6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meru | 作成日時：2023年11月28日 10時
