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傷つけたらごめんねと、眉を下げていつもよりも目を細くして謝られる。
「何をしたか、心当たりはないんです」
ダウンライトに照らされて淀むそのアルコールを少し口に含んだ後、何を考えているか分かんない表情のヒョンジンと目が合う。
Bc「俺は卒論の話とか色々相談したかったから、Aには来て欲しかったんだ」
「卒論？私なんか、チャニさんより英語も下手くそなのになんの力にも‥」
Bc「いや、第三者の考えを聞くことも必要なんだよ、俺はAを信用してるからさ」
肩にポンと手が置かれると、暖かい手がよしよしと肩を撫でる。やっぱりチャニさんは優しいな。
Bc「今回のことも時々あるナヨンの気まぐれだろ、あんなこと言ってごめん、あんまり気にしないで」
食事を頼もうとメニューを開いて、今の話題をいやな感じにならないようにまとめるチャニさん。
あいたままの空っぽの席に違和感を感じるが、その開かれたメニューに視線を向けた。
Hj「なんか、仲良さそうでムカつく」
あれやこれやとメニューを選んで注文するなり、むすっとした表情でこちらを見る。
BC「仲良さそうって、いいもんな」
「？まぁ、そうです」
Hj「でも敬語じゃん」
BC「タメでいいって言ってるのにAはずっとこうなの！でも仲良いの！！」
まったく、もうとお酒を飲んで頬を赤らめたチャニさんはいつもよりも表情が豊かだ。
Bc「ヒョンジナだってAと仲良いだろ?」
Hj「と思ってたけど、俺よりもチャニさんとの方が仲良さそう」
ジロッと何か視線を感じるがそっと、その視線から逃れるように違う方を向く。
最初の話題以降、ナヨンの話が出ることはなかった。
ただひたすらお酒の回ったチャニさんの話を聞いて卒論の話をしたり、いつもよりも有意義な時間が流れた。
今日のお酒を飲んでもケロッとしているヒョンジンの表情を見ると、あのバーでの姿は本当に酔っていた姿だったのかなと、少しあのバーテンダーの方が言っていたことは信じられる気がした。
終バスに間に合うようにお店を出て別れた後、スマホをチェックすると、お店に来た時となんら変わりはない。
スマホをしまおうとした時後ろから腕を掴まれる。
「どうしたの?」
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🐣 - 24話目がただただ胸がキュッとなって…ピリペンの私には涙の回でしたㅜㅜ引き続き楽しみにしております！ (12月8日 6時) (
レス) @page24 id: ba7c22e5aa (このIDを非表示/違反報告)
名無し68593号(プロフ) - 更新お疲れ様です！本当に好きです登場人物からストーリーまで全部がすごく好きです！これからも応援してます！ (12月6日 19時) (レス) @page23 id: 38145731e9 (このIDを非表示/違反報告)
あいり(プロフ) - とても読みやすくて何回も読み返してしまいました。こういうお話大好きです！更新楽しみにしてます。 (11月30日 0時) (レス) @page13 id: 62890fab6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meru | 作成日時：2023年11月28日 10時
