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チャニさんとは大丈夫だったけど、ヒョンジンさんがいることでなんとなく気まずさを感じて2人の一歩後ろをついて行く。
2人は何か話しているけど、私の耳には何も届かない。
NY「A〜！」
コンビニに着くと入り口付近で座り込んでるナヨンの姿が見える。気持ち悪いよ〜といいながら呂律の回っていない口調で何かを喋っている。
「薬、買えたの？」
NY「ううん、ついた瞬間気持ち悪くて‥」
「チャニさん、私買ってきます」
BC「了解、ヒョンジナもアイス買うんだよね?俺見てるから2人で行ってきな」
チャニさんの横に立っているヒョンジンさんと目が合って、それを合図に店に入る。まっすぐ、薬を探して、ナヨンがいつも飲んでいるそれを手に取る。ペットボトルを持ってレジに向かうと、ヒョンジンさんが、こっちこっちと手を振っている。
Hj「お会計一緒で」
「え、でも」
Hj「いーから」
手に持っていた全てを取られるとそのまま電子マネーで会計をしてくれる。なんとなく彼とは会話をしちゃいけない気がして、お会計をする姿をただ見つめた。
お店を出て、ナヨンに薬を飲ませると、チャニさんは手慣れたようにナヨンを背負う。
BC「この前もこんなことあったよなー」
「たしかに、そうですね」
Hj「3人は仲いいんですか？」
BC「仲良いよね〜」
チャニさんもお酒が入っているせいか頬をピンクにして、いつもよりも柔らかい口調で話す。もう一言も発しないナヨンを背負いながら私たちの一歩前を歩いている。
Hj「これ」
「え？」
ビニール袋から彼の持っているアイスと同じ種類のアイスが出てくる。
Hj「アイス食べない?」
手冷たかったけど、4人分のアイス買っちゃってさと、ずいっと私の目の前にアイスを出す。
なんで手が冷たいのを知っているんだろうと、さっきのペットボトルを手渡した瞬間を思い出す。
「じゃあ、いただきます」
Hj「どーぞ、それ、僕のおすすめなんだ」
パウチに入ったバニラアイスを口に入れながら、前を歩くチャニさんの後ろ姿を見る。
もうこのまま帰ってしまいたいな、なんて思ってしまった。
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🐣 - 24話目がただただ胸がキュッとなって…ピリペンの私には涙の回でしたㅜㅜ引き続き楽しみにしております！ (12月8日 6時) (
レス) @page24 id: ba7c22e5aa (このIDを非表示/違反報告)
名無し68593号(プロフ) - 更新お疲れ様です！本当に好きです登場人物からストーリーまで全部がすごく好きです！これからも応援してます！ (12月6日 19時) (レス) @page23 id: 38145731e9 (このIDを非表示/違反報告)
あいり(プロフ) - とても読みやすくて何回も読み返してしまいました。こういうお話大好きです！更新楽しみにしてます。 (11月30日 0時) (レス) @page13 id: 62890fab6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meru | 作成日時：2023年11月28日 10時
