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FL「僕同じ学部の1年です」
どうりで、必死に考えてもわからないわけだと思った。
彼は今日の新入生歓迎会の対象者であって今日のメインの1人だと思った。
「なんで、国際学部に来たんですか?」
FL「僕、オーストラリア出身で、なんとなく」
なかなか話題が出せない私だけど、なんとなく人懐っこい彼の笑顔のおかげで緊張がほぐれた気がした。お酒が回っているせいかもしれないが。
『一年生こっちに集合してー！！』
カメラを持って陽気になった人が、奥の入り口付近で一年生を呼びかける。
FL「僕もだ、行ってきますね」
「あ、うん」
また話しましょう、と肩に手を置かれてなんとなく「うん」と返事をして、空になったショットグラスに視線を落とした。
流石に1人でずっといるのは浮いてる感じがして、そわそわした。
Aちょっと、どこにいるの?
ナヨンごめん、ちょっと酔いが回って薬買いにコンビニまで来てる
ナヨン迎えにきて〜
春の夜風に冷えそうだから、ジャケットを羽織って席を立つ。
冷え性の私は冬からまだカイロを手放せずにいる。
そのまま後輩と楽しそうに話してるチャニさんの肩を叩いた。
「チャニさん、ナヨンがコンビニ行ってるみたいなので迎えに行ってきます」
BC「え、ナヨンどうかしたの？」
「酔っちゃったみたいで、」
BC「俺も行くよ、1人危ないし」
「でも、歩いてすぐだし大丈夫です」
BC「女の子でしょ、危ないから、ね」
椅子に置いてある上着を羽織ると周りの人にコンビニに行ってくると言い残して、行こっかと席を立った。
Hj「ヒョン僕も行きます」
反射的に振り返ると、後ろからさっきの彼が立ち上がってチャニさんを呼び止める。
彼はもうすでに財布をポッケに入れて準備万端のようだった。
BC「コンビニだよ？」
Hj「アイス食べたくて、いいですか？」
構わないけど、といいながら私に視線を向ける。
私も大丈夫です、とチャニさんの横で頷く。その意思を拾ってくれたみたいで私が1番にお店を出るように扉を開けて促してくれる。
写真を撮っている団体の横を通って、ナヨンに“今から行く”と返信をした。
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🐣 - 24話目がただただ胸がキュッとなって…ピリペンの私には涙の回でしたㅜㅜ引き続き楽しみにしております！ (12月8日 6時) (
レス) @page24 id: ba7c22e5aa (このIDを非表示/違反報告)
名無し68593号(プロフ) - 更新お疲れ様です！本当に好きです登場人物からストーリーまで全部がすごく好きです！これからも応援してます！ (12月6日 19時) (レス) @page23 id: 38145731e9 (このIDを非表示/違反報告)
あいり(プロフ) - とても読みやすくて何回も読み返してしまいました。こういうお話大好きです！更新楽しみにしてます。 (11月30日 0時) (レス) @page13 id: 62890fab6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meru | 作成日時：2023年11月28日 10時
