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あれ以来、私はナヨンとは飲んでいなかったし、ヒョンジンさんとも会っていなかった。ナヨンから連絡が来ないということは、順調に進んでいるということ。そこまで不安に感じてはいない。
それにこの前遠くでナヨンの姿を見た時、ヒョンジンさんと腕を組んで仲良さそうに歩いている姿を見た。
スマホを確認して、溜まっているレポートに取りかかる。
お昼を過ぎた時間帯のカフェテリアは空いていて勉強に最適な場所だ。
hj「やっぱりここにいた」
声の方を向けば、パーカーを着て下はスウェットパンツというラフな格好をしたヒョンジンさんが現れる。
「ナヨンならいないけど、？」
hj「ナヨンじゃなくて、Aに会いにきた」
隣いい？って聞きながらも、もう椅子を引き出して座っている。机の上にアメリカーノを置き、机の上で頬杖をつきながら私を見る。
hj「また課題？」
「うん」
hj「国際学部はいつも忙しそうだね」
いつも？芸術学部の彼は誰を見ていつもと言っているんだろうか。ナヨンや他の女の子を見て言ってるのかな、と考える。
hj「ナヨンが、行きたいお店があるんだって今夜どう？」
「ナヨンはヒョンジンさんと行きたいんじゃないかな」
hj「4人からしか入れないお店なんだってまたチャニヒョンも誘ってさ」
グループで賑やかに飲むことが好きなナヨンが選びそうなお店だと思った。ここ最近、飲みに出過ぎだしきっと前飲んだ時みたいに浮いてしまう自分の姿が想像できた。
「ちょっと、私はいいかな」
hj「なんで？」
「最近、外食し過ぎちゃってるし、」
それに、私は邪魔になりそうだからという言葉を読み込む。
hj「もう予約しちゃってるんだって、断るとキャンセル料取られるみたい」
突拍子もない予約や連絡もナヨンらしくて言葉が出なかった。
hj「頼れる人がAしかいないんだよな〜」
あーあと椅子に寄りかかって天井を仰ぐ。
一緒に行ってくれないかなーとかなんとかぶつぶつ言ってる。
これ、いいっていうまでここに居座るつもりだな。
それは5分くらい続いて、無視してパソコンをいじってもわざと聞こえるように近づいてきて、おっきい声を出したりして、私が負けた。
「あーわかった、どこに何時？」
hj「やった、この駅に18:30！じゃあね！」
あらかじめ書いてあったらしき、メモの切れ端をポッケから出して机の上にのせ、そのまま立ち去ってしまった。
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🐣 - 24話目がただただ胸がキュッとなって…ピリペンの私には涙の回でしたㅜㅜ引き続き楽しみにしております！ (12月8日 6時) (
レス) @page24 id: ba7c22e5aa (このIDを非表示/違反報告)
名無し68593号(プロフ) - 更新お疲れ様です！本当に好きです登場人物からストーリーまで全部がすごく好きです！これからも応援してます！ (12月6日 19時) (レス) @page23 id: 38145731e9 (このIDを非表示/違反報告)
あいり(プロフ) - とても読みやすくて何回も読み返してしまいました。こういうお話大好きです！更新楽しみにしてます。 (11月30日 0時) (レス) @page13 id: 62890fab6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meru | 作成日時：2023年11月28日 10時
