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友達のナヨンに腕を引っ張られながら早足で連れていかれる新入生歓迎会の会場である大衆居酒屋。
タイミングを逃し、断り続けてきた学校の飲み会やコンパ。
新入生歓迎会のタイミングで大学2年生にして初めて学校の飲み会に参加する。
よりによって遅刻までかましてしまっている。
NY「バス遅れるなんて、今日ついてないかもね」
2年生になったというのに、友達と呼べるのはナヨンくらいで、後は授業が被ってちょっと喋る子くらいしかいない。
正直、同じ学部の子もほぼ知らないし、ましてや今日は他の学部と合同らしく、もっと会話に困りそうだなと思っている。
10分遅れで到着して引き戸を開けると、店の端で大人数が大きなテーブルを囲っているのが見えた。紛れもなくそれだと思った。
NY「遅れてすいません〜」
ほら、こっちってナヨンの隣に誘導されて、すいませんと謝りながら席に着席する。
BC「じゃあ、お二人さん自己紹介よろしく〜」
席に着いた途端、私の学部のゼミ長などをしているチャニさんが、私とナヨンの顔を見て自己紹介をうながす。
チャニさんとはナヨン経由で仲良くなって、時々3人で飲みに行ったりすることもある。
(ナヨンがチャニって呼んでいて、私はそこまでの仲ではないからチャニさんと呼んでいる。)
私たちが遅刻した間に、他の人たちの自己紹介は終わっていたらしい。ナヨンに肩を叩かれて自分の番だと気がつく。
「あ、国際学部2年のキム・Aです。よろしくお願いします。」
パラパラと拍手が聞こえたり、よろしく〜と声が聞こえた後、甘いサワーを頼んでチビチビと酔いが回らないように飲み始める。
NY「ねぇ、チャニあの人来たの?」
BC「あ、ヒョンジナ？珍しく来るって言ってさ」
NY「Aは知ってる?」
私の隣にチャニさんが移動してきて、私を挟んで会話をし始める。目で、あの人だと訴えるナヨンの視線の先を見ると、真っ白な肌と対比的な黒い髪の男性が、楽しそうに隣の人と会話しながら飲んでいる。
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🐣 - 24話目がただただ胸がキュッとなって…ピリペンの私には涙の回でしたㅜㅜ引き続き楽しみにしております！ (12月8日 6時) (
レス) @page24 id: ba7c22e5aa (このIDを非表示/違反報告)
名無し68593号(プロフ) - 更新お疲れ様です！本当に好きです登場人物からストーリーまで全部がすごく好きです！これからも応援してます！ (12月6日 19時) (レス) @page23 id: 38145731e9 (このIDを非表示/違反報告)
あいり(プロフ) - とても読みやすくて何回も読み返してしまいました。こういうお話大好きです！更新楽しみにしてます。 (11月30日 0時) (レス) @page13 id: 62890fab6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meru | 作成日時：2023年11月28日 10時
