16話 ページ17
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サ「おいルフィ！おちつけ」
どこにいるかもわからない状態でまた今にも向かおうとするルフィの肩を掴んだ。
サ「飯食ってからでもいいだろ」
サンジの一言で、みんながダイニングへと集まった。
ガシャガシャと音を立てながら騒がしい夕ご飯の時間が始まった。
俺のだ！と肉の取り合いが始まる。
チ「やめろよルフィ！俺のだ！」
フ「あ！俺のも取りやがったな！」
ル「いいだろ一つくらい！！」
ウ「んで、どこにいたんだ?ルフィの女は?」
サ「ルフィの女っていいかたやめろよ！！！」
まだ決まったわけじゃねえと、何かの可能性を信じるコックは、タバコを吸いながらキッチンからみんなの様子を見渡す。
肉の取り合いについては誰も何も言わなくなった。
ゾ「あのデケェ城の中だ」
チ「見たのか?」
ゾ「あぁ、筋トレに崖登ってたら城の中に入っちまってな」
ナ「んなこと、あんたくらいしかしないわよ！！」
ル「そっか！家わかったなら問題ねぇ！」
明日にでも行こう〜なんてのんびり呟いて、肉を頬張った。
ロ「でもルフィ、もうログはたまる頃よ」
ナ「そうよ、そろっとここを出ないと、もう長居はできないわ」
フ「船ももう万全の状態だ」
ル「んーじゃあ明日朝からAんとこいって、すぐ仲間にしてここを出よう！！」
ゾ「いや、そううまくはいかねぇだろうな」
和やかな雰囲気を割ったのはゾロの声だった。
酒をぐいっと喉を鳴らしながら飲み込んでいる。
サ「おい、そりゃどういう意味だ」
怪訝な顔をしながらみんなゾロの次の言葉を待った。
いつもの険しい顔がさらに険しくなる。
ゾ「Aと一緒にいる男が厄介だ」
ロ「たしか、オピスとか言ってたわよね」
ゾ「俺は誰だかしらねぇが、あいつは相当その男に怯えている。体も傷だらけ、靴でその傷を隠してるみてぇだ。」
ゾロのいうその言葉に、息を呑んだ。
次の言葉が見当たらなかった。
ゾ「Aはあいつが来たら震えっぱなしだったな」
ル「なんで助けてやらねぇんだ！！」
ダンッと肉の骨を置き立ち上がったのはやはり船長だった。
ゾ「んなこといったって、そんなこと簡単にできる状況じゃねえ、第一あいつがあの男から離れる様子もねぇ」
俺がどうこうできる問題じゃないねぇことぐらいわかってる。
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シンヤ(プロフ) - 続きとても楽しみにしています😊😊 (2022年10月8日 1時) (
レス) @page8 id: 42d6be6a70 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ＠前垢消えた(プロフ) - 楽しみです (2022年10月7日 19時) (レス) @page8 id: 0e552ce067 (このIDを非表示/違反報告)
しろごま - 1位おめでとうございます！とても読みやすくて面白いです！続きが早く気になっちゃいます💦更新頑張って下さい！応援してます！ (2022年10月7日 16時) (レス) @page8 id: 4dc97dea49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meru | 作成日時：2022年10月5日 10時
