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スゥゥゥ
『ふぅ、、、。』
休憩中、私はタバコを吸いながら携帯をいじる。
《白昼堂々！通り魔アラワル！》
そんな記事に、ああここら辺だな…と思いながらも本当はそんなに気に止めてもない。
「あ、轟さんお疲れ様ですー」
『あ、お疲れ様です』
無言の喫煙スペースにカチッとライターで火をつける音が響く。
「なんか轟さんテンション低くない？」
『そう？』
まぁ、心当たりがない訳では無い。
燈矢、荼毘のことを気付かない間に思ってしまっているのだろうか。
『まぁ、そうかも。私今アレだから』
「あ、そうなんだ。体調気を付けてね」
私は吸い終わったタバコを灰皿に擦り潰した。
『じゃあ私先いくね』
上手く誤魔化せているか不安だが、特に追求され無かったということは大丈夫だということだろう。
その日、施設はいつもより忙しくて退勤する頃にはもうヘトヘトだった。
『疲れた〜もう看護師なんて辞めてやる』
そんな独り言を呟きながらタバコを咥えるとカバンの中からライターを取り出そうとした。
ボッ
その時、私の目の前に小さな火がつけられた。
『あ、ありがとうございます、、、。って荼毘じゃん』
「どういたしまして、オネエチャン。
てかなんでそんな冷静な訳？」
私は燈矢の火でタバコに火をつけて一口大きく吸った。
『知らない。貴方が燈矢って事を知ったから長生きするとは思ってないけど、、、。今殺そうとしてるならこの1本は吸わせて。』
「誰の影響で吸ってるんだよ。」
『多分自分発かも。1本いる？』
私が箱から1本差し出すと「いらねぇ」とそっぽを向かれてしまった。
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ユキ(プロフ) - 本好きさん» え〜嬉しいです✨ありがとうございます！ (3月27日 15時) (
レス) id: fcbbcc471e (このIDを非表示/違反報告)
本好き - 更新頑張って下さい‼ 続きが楽しみです(^o^) (3月27日 9時) (レス) id: 6183cd2648 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユキ | 作成日時：2023年9月14日 2時
