10話 ページ10
「ええと…!その!」
「落ち着けよ俺のことが大好きなのはよぉ〜く分かったから!」
清川先輩…キヨさんがあきれ顔で頷く。
なんとなく恥ずかしくなり、私はめちゃくちゃに叫んだ。
「ちがっ!本当は1番好きなのこーすけさんだから!別にキヨさんが1番好きなんじゃないんですからね!」
「え、なに?ツンデレ?つか、ほら、落ち着けってば」
「うあっ!?」
突然抱きつかれ背中をぽんぽんと叩かれる。キヨさん的には落ち着かせるための行動だったのだろうが、私からしたら効果は真逆だった。
「ちょちょちょ!?なにしてんですか!!」
「ん?いや、落ち着かせるために…あっ、もしかしてドキドキし…ぐはぁ!?」
思いっきりキヨさんの脇腹に、手剣を喰らわせる。キヨさんは苦しそうに膝をついた。
「キヨさんなんて……大嫌いで………大嫌いで、うう〜〜でも大好きです!!!!」
私はそう言い残してダッシュで器具庫を出て行った。
「……ぷっ。何だあの子、面白ぇ」
130人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「実況者」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふくろう - かえさん» いえいえいえ!!てか、キヨとこーすけの仲悪い説wwww私はあれ絶対嘘だと思いますよ!結構裏では飲んでたりするみたいですし…。ww (2014年9月14日 12時) (レス) id: af2619a78d (このIDを非表示/違反報告)
ふくろう - いきなりすみません!私これを読んで、すごいいいお話だなーとおもいました!!更新頑張ってください!!!! (2014年9月13日 16時) (レス) id: af2619a78d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:いっぴ | 作成日時:2014年9月6日 0時