41話 ページ45
私は体育館に大きな紙を広げ、アーチの作成を行っていた。何でも色ぬりはともかく下書きは各団の係長がしなければならないらしい。
そしてそれは衣装係も同様だ。つまり今この体育館には各団のアーチ、衣装の係長が集まっている、というわけだ。
ちなみに赤団の今年のテーマは猛虎だ。
「あれ？A先輩？」
聞き覚えのある声に顔をあげるとそこには青いハチマキを巻いた俊君が鉛筆を持ちながら立っていた。
「俊君！俊君も係長なんだね！」
「まあ、はい。楽しいからいいんですけどね〜」
1年生の彼が係長をしているのは実績があるからだろう。私は中学の時は美術部ではなかったので知らなかったが俊君は中々の実力者らしい。コンクールにも数多く入賞している。
赤団には私も夏帆もいるから有利だと思っていたけれど、俊君がいるならある意味平等かもしれない。これは腕がなる。
「じゃ、勝負だね！負けないよー？」
「望むところです。こう見えても結構負けず嫌いなので」
「ちょいちょいお二人さんー？」
私たちが静かに火花を散らしていると、またもや聞き覚えのある声がした。
声の方を向くと、フジさんがにこやかに微笑んでいた。
「あっ、団長！こんにちわっす！」
俊君がぺこりと頭を下げる。
ん？え…団長！？
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ふくろう - かえさん» いえいえいえ！！てか、キヨとこーすけの仲悪い説wwww私はあれ絶対嘘だと思いますよ！結構裏では飲んでたりするみたいですし…。ww (2014年9月14日 12時) (
レス) id: af2619a78d (このIDを非表示/違反報告)
ふくろう - いきなりすみません！私これを読んで、すごいいいお話だなーとおもいました！！更新頑張ってください！！！！ (2014年9月13日 16時) (レス) id: af2619a78d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いっぴ | 作成日時：2014年9月6日 0時
