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31話 ページ34

って寝れるかああああ!!!あれから数10分。私は寝られずにいた。
3人を見ると既に爆睡。
こいつら…

「はぁ…。布団が恋しいよ」

「入る?」

「へぁ!?」

突然隣から声が飛ぶ。見るとキヨ先輩がまったく眠くなさそうな顔でこっちを見ていた。

「お、起きてたんですね」

「まあな、てか入れてやるよ」

そう言ってキヨ先輩が布団を持ち上げ手招きをする。

「いやいやいや!キヨ先輩の布団に私がはいるわけには!!」

「だー、もう。うっせえな、ほら」

キヨ先輩が私の手を掴み布団の中へ引っ張り込んだ。
中はキヨさんが入っていたためかポカポカだった。

「あったかいだろ?」

「は、はい…」

か、顔が!近いよ!
目…すごい綺麗。まつげも長いし鼻もスッとしてて…。
それに布団の中がキヨ先輩の匂いでいっぱい。
って何考えてるんだ私は変態か?

悶えてる私を見て近づかない方がいいと考慮したのだろうか。キヨ先輩は、布団の端っこへ移動した。
大きい布団のため、割と遠くなる。

「これでいーだろ?じゃ、おやすみー」

「お、おやすみなさい…」

眠れるわけないと思ったが、布団の暖かさに負けて、私はすっかり眠りについた。








暖かな日差しが瞼の上に降り注ぐのを感じながら私は目を覚ました。
部屋の上の時計を見ると朝の5時。なんだ…まだまだ余裕じゃん。

「ん…」

「おー、起きたか?A」

「あ…キヨ先輩?おはようございます…そしておやすみなさいです…」

私はゴソゴソと顔を疼くめながら2度寝の準備にはいる。

「寝るのは構わないんだが…その…離してくれねえかな?」

恥ずかしそうにキヨ先輩が問いかけてくる。
離すって何を………

「うわああああ!!?」

目の前にはキヨ先輩がいた。ただしくは私がキヨ先輩の服を掴んで、その身体に包まれる姿勢で寝ていた。
慌ててキヨ先輩を押し飛ばす。思った以上にぶっ飛び、先輩の身体はベットに叩きつけられた。

「いてっ…お前から掴んどいてそれは「おい」

ドス黒い声に顔をあげると、ベットの上で夏帆が仁王立ちしていた。

「てめえら、人の催眠妨げてんじゃねえぞコラ。私は6時に目覚めるようにしてんだよ」

目つきがやばい。そして瞳に闇が広がってる。おこだ、激怒プンプン丸だ。
夏帆は私以上に寝起きが悪い。起きる時間は一定で、このように睡眠を妨げられると超キれる。

「「すいません」」

私達が謝罪すると夏帆はぺっとツバを吐いた。

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設定タグ:実況者 , キヨ , 最俺   
作品ジャンル:恋愛
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ふくろう - かえさん» いえいえいえ!!てか、キヨとこーすけの仲悪い説wwww私はあれ絶対嘘だと思いますよ!結構裏では飲んでたりするみたいですし…。ww (2014年9月14日 12時) (レス) id: af2619a78d (このIDを非表示/違反報告)
ふくろう - いきなりすみません!私これを読んで、すごいいいお話だなーとおもいました!!更新頑張ってください!!!! (2014年9月13日 16時) (レス) id: af2619a78d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いっぴ | 作成日時:2014年9月6日 0時

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